海外不動産、どうなの?
どうもガブリです。
新型コロナウィルスが世界的に感染拡大している中、日本では1月9日を機に改めて「緊急事態宣言」を発動検討していたりと、終息に向かっていくどころかさらなる拡大に向かっているネガティブな状況です。
その反面、ワクチン開発についての話題も少しずつ増えており、個人投資家の中ではコロナ禍の終息を見越して、海外不動産に目を向け始めている人も限定的に増加しています。
海外不動産とはいってもいろんな国があり、それぞれに特徴があると思うので、今日は海外不動産をいろんな角度から見ていきたいと思います👀
国内不動産に比べて海外不動産が注目される理由は何かというと、高利回りなので家賃収入や売却益が高い傾向にあるという点です。
さらに国内不動産をすでに持っている人の中には、複数件持っている人も多く、その理由として「立地を変えることでのリスク分散」というものがあります。
これは、不動産のポートフォリオを形成することにおいて大事なことで、一つの場所に固執した運用よりも、それぞれが補い合える関係性の立地物件で運用する方が大きなダメージの可能性を減らすことができるようになるからです。
そしてその可能性を国内だけでなく海外に広げることによって、さらなるリスク分散と可能性の拡大を狙うという意味で海外不動産を検討する方が増えています。
その中でも新興国と呼ばれるベトナム、フィリピン、タイなどの市場では人口増加が顕著かつ経済成長もしている状況なので、「不動産」というツールはこれから大きな収益性をもたらすと考えられています。
さらに上記のような新興国の物価は未だ安いので、これからの成長を見越して現段階で安く買っておくという「投資としての王道」に条件がピッタリなのです。
これらの理由により人気の海外不動産ですが、デメリットとなりうるものについても目を向ける必要があります。
まずは「海外不動産儲かりそう」という安易な判断では基本的に失敗するので、外国市場がどのようなものになっているか把握することは基本中の基本です。
例えば、購入を検討する国の不動産業法がどのようなものになっているのか、税制はどのようなものになっているのかなど法律的な問題はかなり細かく把握する必要があります。
そのためには現地に詳しい不動産弁護士の中でも信頼できる人を見つける必要があるし、法制度が変わったりする情勢についてもアンテナを張り続ける必要があります。
後は、立地が遠いゆえに所有不動産をしっかり管理するツールを見つける必要もあります。
つまりこれにおいても信頼できる不動産管理者を見つける必要があり、単純にシミュレーション上で利回りが良いからといっても、しっかり管理してくれる人がいなければ実現は不可能です。
次に、国が違うことによる「為替変動」にも目を向ける必要があります。
例えば「ドル円」などという響きは聞いたことがあると思いますが、日本円と現地通貨の価値は日々変動します。
この変動予測は非常に難しいものであり、ちょっとしたニュースが悪変動につながる可能性もあるため、現地通貨の価値が日本円と比較して下がった場合には利益が当初シミュレーションよりも下がってしまうということがあるのです。
このように、単純に儲かりそうという理由では中々始められない海外不動産。
明日は、人気各国の特徴について書いていこうと思います🙆🏼♂️