不動産の売却ってどうすればいいの?
どうもガブリです。
昨今の新型コロナウィルスによる経済混乱期の投資選択として不動産投資の勉強を始めている方や、実際に始めた方も多いと思いますが、もしも売却しようと思った際にどのように出口を作るかまでしっかり検討して購入されている方は少ないようです。
今日は売却方法の中でも「任意売却」というものについて書いていこうと思います🖋
誰しも不動産投資を始めたばかりの人は「将来のためにうまく投資選択したはず」と思っていると思います。
もちろん不動産投資そのものは投資選択として有益なものなのですが、どの商品にも良し悪しもあるし、さらに情勢や時代によっても変化していくものです。
しっかりと将来に向けてシミュレーションをしたものの、思ったように運用できず手放すことを考えることも頭に入れておかなければなりません。
そこで任意売却とは何かというと、担保不動産を売却する際の選択肢の一つで、本来物件を購入する際に金融機関から融資を受けた場合には、その貸し手である金融機関が抵当権を担保としています。
いずれ物件を売却しようと思った際に、残っているローンよりも売却益が高ければ、同時にローンの完済が可能ですが、残っているローンよりも売却益が低かった場合にはローンが残ってしまうことになります。
現金等でその差額を返済すれば問題はないですが、現金等で差額を支払うことが不可能な場合、金融機関に相談をして承諾を得ることができれば任意売却が可能になるのです。
任意売却が可能になると、残ったローンと売却益との差額となる残債について分割返済が可能になるので、自己破産等せずに済むという利点があります。
まずは任意売却の際の流れを見てみましょう。
最初に任意売却を手伝ってくれる不動産会社を探します。
相談の上OKとなった場合には物件価格の査定を行ってもらい、おおよそいくらくらいで売却できるのか検討をつけていきます。
そこで目安がたったら、その不動産会社を通じて金融機関へ交渉を行ってもらい、双方納得ができるようなプランを作成します。
そこで金融機関の承諾が取れたら、その不動産会社に売却の仲介をお願いして、販売活動を行なってもらいます。
その後買い手が見つかったら売却といった流れが一般的です。
もしも購入当社の融資の際に連帯保証人がいる場合には連帯保証人の同意も必要であり、金融機関との交渉も必ず上手くいくとは限りません。
しかし簡単なものではないものの、返済不可の強制売却となる"競売(けいばい)」と呼ばれるものよりは市場価格に近い高めの金額で売却することが可能な場合が多いため、どうしても売却する必要があり、ローンの残債よりも売却益が下回るような場合には任意売却も検討してみると良いでしょう🙆🏼♂️