他者の力を借りる「不動産投資」と自分で積み立てる「インデックス投資」後編
どうもガブリです。
ここ数年たくさんの人たちが検討を始めている投資の中でも質問の多い、不動産投資とインデックス投資について、昨日は不動産投資編として記事を書いたので、今日はその続きとして「インデックス投資」について書いていこうと思います🖋
インデックス投資とは、インデックスと呼ばれる指数に連動する投資成果を目指して運用する投資方法のことを言います。
株式で考えると「日経平均株価」や「東証株価指数」など、多くの企業の株価を平均的に表したものと同じような動きをすることを目指しているということです。
インデックス運用と比べられる投資手法として「アクティブ運用」というものもありますが、アクティブ運用の場合は、成長性が高いと見込まれる銘柄を個別に選んで運用していく方法となります。
成長性が高い見込みの銘柄を選ぶアクティブ運用の方が良さそうに感じますが、実際にはそんなに確かな成績を出すことはプロでも難しいのと、その割に手数料が高いことなどが原因で、結果的にインデックス投資の方が支持率が高いのも事実です。
なぜなら、インデックスの指標となる日経平均株価を見てもらってもわかりますが、基本的にリーマンショックやコロナショックなどが起きた時点は一時的に株価は下がるものの、中長期的に見れば株価は右肩上がりであることがわかると思います。
本日時点では、年初来初高値の25,000円を超えている状況です。
これについては、米大統領がバイデン氏に決まったことで市場の安全性が高いと判断されたことや、コロナウィルスのワクチン開発が成功したことなどから、市場が生き返っていくと考えられているのでしょう。
つまり、インデックス指数を基準にしても、中長期的には儲かるようになっており、証券口座にて積み立て設定をしておけば、証券会社が自動的に設定した金額を毎月定期的に購入してくれるため、本業があるサラリーマンなども煩わしさなく市場に参加できるのです。
そんなインデックス投資のメリットは、
・運用コストが低い
・時間や手間がかからず、市場平均のリターンが得られる
などではないでしょうか。
さらにインデックス投資では現在「NISA」などの非課税制度を利用すれば、利益が出た場合に通常かかる20.315%の税金もかからないため、効率的に資産運用ができる環境が整っています。
それに比べてデメリットといえば、
・短期間での資産運用には不向き
・コロナショックなど株価が暴落する時期に資産価値が下がる
などがあるかもしれません。
株式も個別銘柄であればリスクは高くなるものの、資産を短期間で増やしていくことに長けた部分はあります。
しかし平均株価をベースにするインデックスでは短期間に資産を増やすことには向いていません。
とはいえ、預金などに比べれば圧倒的に効率が良いため、リスクを高くとってでも早く資産を増やさなければならない特別な理由があるわけでなければインデックス投資は優れたものだと思います。
さらに、投資を行う上では避けられないことですが、暴落局面ではどうしても資産の価値が減少してしまい、これに対して精神的に継続できるかというのは大きなポイントになります。
せっかく積み立ててきた資産価値が減少してしまっているのを日々見ながら積み立てを継続していくのは簡単ではありません。
そのため、このような時にも「あくまで中長期的に結果が出れば良い」と割り切れる気持ちが大事です。
このように、不動産投資とインデックス投資を比較してにている点としては、
・本業で忙しい人ほど継続しやすい投資方法である。
という点かと思います。
ちなみに不動産投資とインデックス投資を比べたときに、それぞれどのような人はどちらの方が向いているかという点に関して、
不動産投資に向いている人
・実態のある実物資産で資産運用がしたい
・リスクの計算さえできれば借入をすることに抵抗がない
・毎月決まった金額の収支で把握したい
などの人で、
インデックス投資に向いている人
・借入してまで大きな金額を動かすのは精神的に耐えられない
・少額で行えて、手間もかけたくない
・中長期的にじっくり資産形成をしていきたい
などの人ではないでしょうか?
それぞれ似ている点がありつつも、全く違った投資方法なので、もちろん2つを組み合わせるということでリスク分散するという方法もありますが、自身の性格を考えた上で投資方法を選定するというのも、初めの頃は良いかもしれません🙆🏼♂️