リーマンショックから学ぶ、コロナショックの見方。
どうもガブリです。
今月の15日にリーマンショックから12年の歳月が経ちました。
現代の世の中はコロナショックが起き、経済市場はまだまだ混乱時期の最中と言えるかと思います。
ちなみにリーマンショックがどのようなものか詳しく知らない方向けに説明すると、「リーマンブラザーズ」という米国の大手投資銀行が破綻し、世界的に経済混乱を招いたものです。
日本でも株価は暴落し、企業間での受注は激減、小売店の在庫も大量に残ったりと急激な景気後退に追い込まれました。
リーマンショック後の動きを振り返ることで、今回のコロナショックの後の動きにヒントが隠されているかもしれないので、今日はそのことについて書いていこうと思います🖋
まず株価で見てみると、日本の主要な株価指数のうち「東証株価指数」を参考にしてみようと思います。
(※東証株価指数とは、1968年1月4日を基準日として、当時の一部上場全銘柄を対象とした時価総額を100として指数を算出したものです。)
リーマンショックが起きた後、東証株価指数は急激に下がり、リーマンショック後は直前の1,600〜1,700台が1,000台を割り込む時期に突入し、5年後の2013年に入って1,000台を回復した後に2019年の後半にかけて右肩上がりという状況が続きました。
そこでせっかく回復していた株価は今回のコロナショックによってまた下がってしまったわけですが、リーマンショック後は回復までに5年ほどの歳月はかかっているものの、右肩上がりとなったことを考えれば、今回も長期的には回復していくという見方もできるかと思います。
このようなことから学べるのは、投資は長期的な目線で始めることで恩恵を受ける可能性が高まるという点です。
コロナショックでは1,700台だった株価指数は、3月で1,200台になり、本日(9月18日時点)1,646となっていますので、回復基調にある状況ではあります。
これから投資を始める人は、過去のチャートを参考にしつつ、これからさらに右肩上がりになると考えれば投資のスタートとして良い時期となるかもしれません。
とはいえ、1つの銘柄に多額を投資してしまうと、もしもの場合に極端に資産が目減りするリスクがあるので、複数の銘柄に資産を分けて投資する方法が理想でしょう。
さらに長期投資では投資で得た収益を再投資する“複利効果“があるため、右肩上がりしていく市場ではより長期投資のメリットを得られることになります。
どのような商品を選ぶかにもよりますが、初心者の方は日経平均株価やTOPIXなどに連動する「インデックス型」の商品から始めてみることをオススメします🙆🏼♂️