投資初心者は何を気にして気にして投資を始めてみるべきか。
どうもガブリです。
新型コロナウィルスによる影響でコロナショックを迎えた今、株価などの回復基調を予測して投資口座を新たに開設している人が増えているようです。
しかし投資は貯蓄などに比べてリスクはある商品なので、ある程度は勉強してから始めた方が良いと思います。
まず投資初心者が勉強をしようと考えたときに、書店へ行って投資専門誌を買うということは結構あると思います。
すると雑誌には過去の値上がりチャートなどを載せた上で、「伸びランキング」などが掲載されていますが、ここに掲載されている1位の商品をそのまま購入するというパターンを聞いたりします。
しかしこれはほとんどの場合、成功しないこととなるでしょう。
もちろん一概にはいえないことですが、投資において「過去に上がった株価が今後も上がる」という根拠は全くありません。
その上、過去に上がりすぎた株価は調整を迎えて下がっていくことも多々あるので、むしろ伸び率ランキングの上位商品は危ない可能性も高いといえます。
そのため、そこで書かれている企業の存在を認知した後には必ず“四季報“やネットなどで確認できる企業情報をしっかりと確認し、これからも期待値が高いことを確認した上で投資を決めましょう。
ただ、ここでまた言えるのは、100万円の投資枠を考えていた場合、その商品に100万円を投資しないことです。
投資には分散投資という考え方があり、複数の商品を組み合わせることでリスクの分散が可能になるのです。
例えば、飲食関係の企業の株式を保有していたとしましょう。
コロナ前では右肩上がりであった株価も、客数の減退によって売り上げは下がり、株価も下がってしまうかもしれません。
このときにその株式しか保有してなければ資産が目減りするだけですが、同時に医療関係の株式を保有していた場合、飲食系の株式が下がった反面、コロナウィルスの治療などで医療が注目されることで株価が上がることも考えられるので、これによって全体的な資産の乱高下を避けることができるのです。
後は、投資というのはうまくいっている時に「めちゃくちゃ簡単!」だと初心者であるほど勘違いしてしまいます。
そこで調子にのって信用取引(レバレッジをかけて現資産以上の金額を投資すること)などを始めてしまうというケースもよく聞きます。
すると途端に保有している株価が下がり、多額の資産を失ってしまうケースがあるのです。
これについては投資の上級者こそ信用取引をしない人が多いことを考えれば、初心者が手をつけるべきではないことはわかるでしょう。
さらに投資は非常にメンタルを酷使するものです。
儲かってるときは上記に書いた通り「簡単!」という感じなのですが、思った以上に株価が下がってしまったときなどはメンタルに大きな負担を感じます。
長期投資を前提としていれば一時的な株価の乱高下に神経質になる必要はないかもしれないですが、それでも大きく自分の資産が目減りしているのをみるのは結構なストレスです。
しかしこれに大きく左右されているようでは投資は続けられないため、保有する株価が上がったときも下がったときも「なぜ上がったのか」、「なぜ下がったのか」をしっかり分析して、冷静にその後の展開を予測していくことが長期的に投資を続けていく秘訣なので、必ず結果は振り返るようにしましょう。
投資商品は“決めるまでが投資“ではなく、“日々勉強しながらより良い結果を残していくのが投資“なので、自分なりのセオリーなどを構築していくつもりで、日々投資と向き合いながら試算形成をしていきましょう🙆🏼♂️