#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

IPOとは何か。

どうもガブリです。

 

昨今の新型コロナウィルスの影響により投資市場も大波乱となったりしています。

 

そんな中、少しの間市場を閉じていた分野があったことはご存知でしょうか?

 

IPO(アイピーオー)市場です。

IPOとはInitial Public Offering(イニシャル パブリック オファリング)の略で、簡単にいうと「自社の株式を初めて市場に売り出すこと」です。

 

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企業の大きな要として「上場」というものがありますが、上場していなくても会社の株式を元手に資金を集めることは可能です。

 

しかし、それにはエンジェル投資家と呼ばれる人など、特定かつ大きな資金力を持っている人でなければなりません。

 

それに比べて上場後に関しては、証券取引所を介して個人投資家に売り出すことができるので、誰でも株取引が可能になります。

 

それによって企業はより効率よく事業資金を集めることができるのですが、IPO株とは、それをはじめとして新規上場する際に投資家に配られる“株を買う権利“を抽選によって企業が投資家へ供給するものなのです。

 

「抽選で」という理由に関しては、イメージの通り「人気だから」であり、その理由は何かというと、まず企業が上場するということは財務局などに書類を提出したり、上場までのスケジュールを綿密に行い、証券コードの発行に至るので、変な会社や怪しい会社はいくら儲かっていても上場することはできません。

 

そのため、お墨付きの株式であることが担保されており、さらにはIPOで配られた株式は上場初日に大きな価格上昇をすることがほとんどなので、買ったものを上場初日に売却しても結構な儲けが出るということになります。

 

とはいえ中には上場初日につける初値がIPO価格よりも下がるということもあるため、絶対ではないことには注意が必要です。

 

しかし、価格が上昇されていると期待されているIPO株ほど抽選での当選率は低いということになるので、まずは手に入れることができるかという点についても勝負となってきます。

 

そんなIPO株はどうやったら購入できるのかというと、

 

IPO株の情報を調べる

②そのIPO株が買えそうな証券口座を作る

③申込期間に目的のIPO株の抽選をして結果を待つ

④当選となった場合、購入期間に手続きをする

 

です。

 

まずは直近で行われる上場企業を調べることから始まりますが、「IPOスケジュール」などネット検索してみましょう。

 

その上、IPO株は各証券会社に配分が割り当てられることになっていて、例えば10,000のIPO株の発行が決められている企業の場合、A社には6,000株なのに、B社には3,000株、C社には1,000株というように、証券会社によって配分がなされたりするのです。

 

この場合、A社の証券口座が一番当選率が高そうですが、強者は全ての証券口座から抽選申し込みをします。

 

とにかく当たらないことには儲からないので皆さん努力してIPO株を手に入れようとしますが、ここで注意が必要なのは、

 

・基本的に当選した場合の金額が指定の証券口座に入ってないと購入できない

 

という場合がほとんどという点です。

 

IPO株自体そこまで高額ではないものあるため、そんなに難しいことではないかもしれませんが、上記のように3つの証券口座から申し込む場合、全ての証券口座に当選した場合の必要金額を入金しておく必要があるので、ご自身の資金と相談しながら決めた方が良いかもしれません。

 

後は抽選結果を待つのみ。

 

無事当選することができれば、購入金額によってはなかなかの宝くじ当選ほどの威力があるので、まずは皆さんもIPOスケジュールについて調べてみましょう🙆🏼‍♂️