最近注目の最近注目の「ラップ口座」。
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
皆さん、「ラップ口座」というのは聞いたことがあるでしょうか。
ラップ口座とは、金融機関が投資家と投資一任契約というものを締結し、投資家に代わって資金を株式や投資信託などで運用するサービスを利用できるものです。
わかりやすい利点としては、金融機関が代理で資産のポートフォリオなどを構築してくれるという点で、常に売買などに気を取られずに済むというのがあります。
投資界隈に少しでも触れている人でないと聞いたことのないサービスかもしれませんが、その契約件数はどんどん伸びており、今年で120万件を超え、残高を含めても過去最高水準に達しています。
そこで今日はラップ口座について書いていきたいと思います🖋
※みずほ証券HPから引用。
日本でも投資については一昔前に比べて興味を持つ人も増え、お金に関することを話題にすることを毛嫌いする日本人でも馴染みのあるものに少しずつなってきています。
しかしそれでもまだ多くの世帯が資産の半分以上を「預金」というかたちで保有しており、国全体でいえばまだまだ投資後進国です。
一方、アメリカでは株式及び投資信託の保有が半分以上という家庭が非常に多く、お金に対しての価値観の違いが文化によって大きく異なっています。
具体的な理由としては、アメリカの場合、金融制度や社会保障制度についての整備が早かったことや、現代の日本と同じように将来の生活資金に対する懸念を察知するのが早かったことなどで国民に普及し、現在のような資産配分の平均を実現しています。
日本でも現在では企業で行う確定拠出年金や、iDeCoやNISAなど金融に関する仕組みが発達してきているので、今のアメリカのように将来的には自分の資産のほとんどを預金で保有するなんてことは無くなるでしょう。
では話も戻り、日本国内においてラップ口座とは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
ラップ口座にも富裕層向けから一般向けまで色々とありますが、富裕層向けでいうと「SMA」と呼ばれるものでは最低運用資金を数千万円〜数億円という設定になっていたりして、一般向けのファンドラップでは数百万円から利用できるものもあります。
これらはとにかく資産をある程度手堅く増やしていく方法の一つとして注目されているのですが、ファンドラップにもまだ課題点は存在しています。
それは手数料の高さです。
そもそも金融機関へ預けた資産は、人の手やAIの力などによって資産配分を決定し、市場の状況が変わればその都度資産配分バランスを整えなければならず、それに関する運用のアドバイスなど多岐にわたったサービスを提供しているため、コストがどうしてもかかってしまいます。
つまりこれを前提としたときに気にしなくてはならないのは、「手数料を考慮した上でそれ以上の運用結果が望めるか」というのを見極めなければなりません。
このように任せるメリットを知ることができたら、任せるデメリットに関しても理解し、うまく利用することで自分の資産を守ることができます。
まずは何よりもその仕組みを知ることが大事なので、日々勉強していきましょう🙆🏼♂️