コロナの経済混乱によって不動産投資の需要は。
どうもガブリです。
昨今の新型コロナウィルスによって、新卒の方たちが入社早々にリモートワークから始まるということが相次ぎました。
それにより必要なスキルが効率的に身に付かず、これからに対して不安に思う方も増えているように感じます。
そのため、今までは就職を機に実家を出て単身暮らしする方も多かったですが、今年は実家暮らしを続ける新卒社会人の方も増えているようです。
すると現在の不動産オーナーさんなどが気になるのは「ワンルームマンションなどの需要はどうなってしまうの?」といった点かもしれません。
今日はこのような時代に不動産投資の未来をどう読むか?について書いていこうと思います🖋
まず現代の日本では人口が減っていたりする中で、さらに新社会人が実家を出ないとなると不安は大きくなりますが、だからこそ賃貸物件を購入する場合には「立地」が大事になります。
人口が減っても人は家に住むという行動は基本的に変わらないので、需要のある立地で購入することで空室リスクを回避していくという方法は効果的です。
では「良い立地」の条件はなんなのでしょうか。
実際に過去のケースを見て考えてみましょう。
まずは上記のような新社会人をターゲットにした場合、大学時期にすでに上京などしてそのままその家に住んで社会人を迎える人も多いため、そのような背景を考えて需要をキャッチする必要があります。
つまり大学のある街を狙うというのも一つの手です。
例えば、過去には青山大学相模原キャンパスが移転したということがありました。
キャンパスの移転先が東京だったので、跡地の相模原付近では賃貸需要が縮小し、当時は家賃の相場がグッと下がるという現象が起こりました。
このような事態は不可抗力のように感じますが、考えようによっては逆手に取ることもできます。
例えば八王子にある中央大学法学部は、すでに2023年に文京区へ移転することが決まっています。
すると文京区付近を中心に都内への不動産需要が増加するということも考えられるでしょう。
このように、大きな施設の移転は数年前にアナウンスされていたりすることがあるので、その移転先を狙って物件選定をすることで、中長期的な需要をゲットすることができるのです。
逆に「今」だけを見て八王子の中央大学法学部の多摩キャンパスに通う学生をターゲットにしてしまうと、2023年以降は賃貸募集に手こずる場合があるのです。
つまり、「人がたくさんいるところ」を選ぶのも大事なのですが、「人がこれからたくさん増えていくところ」を選ぶという先見の明が投資には必要なのです。
その他、現在ではリモートワークが増えているという点で、「わざわざ家賃の高い都心に引っ越す人は減っていくであろう」と考えるのであれば、郊外の物件を購入し、リモートワーク環境に優れた家づくりをリフォームによって提供するというものアリかもしれません。
投資は戦略がものをいう部分がありますので、これからの将来を考えたときにあらゆる投資を検討している方は、考え方を変えながら勉強してチャレンジしていくといいと思います🙆🏼♂️