株式投資を始める際に知っておくべき専門用語。
どうもガブリです。
株式投資を始める前に、本を読んだりネットで調べたりと、何かしら参考にしようと事前調べをする人は多いですが、その際に挫折する要因の一つが「専門用語多くて難しい」です。
確かに専門用語はそれなりにあり、しかも覚えづらかったりするのも事実。
ただ、自転車や車の運転と同じで一度覚えてしまえば後は便利でしかありません。
今日はそのことについて書いていきます🖋
まず、どのような用語があるかというと、
・PER
・ROI
・ROE
・EPS
などです。
どれも3文字で似たようなのもあってわかりづらいのは確かですよね。
順番に説明していきましょう!
・PER
PERとは株価の収益率を表すものです。
割安な株式を見つける指標として使われるものですが、簡単にいうと、
"その企業がこの先1年間で稼ぐであろう1株あたりの純利益の金額に対して現在の株価が何倍なのか"について知ることができ、計算式は、
・株価÷1株あたりの利益
となります。
表記では「PER〇〇倍」と表されますが、倍数が低い方が割安だと簡単に最初は覚えておきましょう。
・ROI
ROIとは投資利益率を表すものです。
その投資でどれだけ利益を上げたのかを表す指標であり、このROI数値が高いほど投資がうまくいっていることを表します。
計算式は、
・利益金額÷投資金額×100
となります。
表記では「ROI〇〇%」と表されますが、パーセンテージが高い方が利益が出ていることになり、ROIが100%を下回っている場合はその投資に対して損している状態といえます。
・ROE
その企業が自己資本をいかに効率的に運用して利益を生み出したかを知ることのできる指標であり、僕たちが株式を購入して預かったお金をその企業が上手く使ってくれているのかを知る指標でもあります。
計算式は、
となります。
表記では「ROE〇〇 %」と表されますが、一般的には10〜20%程度であれば優良企業であると判断されます。
・EPS
EPSとは1株あたりの純利益を表すものです。
企業の収益力を知ることのできる指標であり、EPSの数値が高いほどその企業の収益力が高いと判断できます。
計算式は、
・当期純利益÷発行済み株式数
となります。
EPSを知ることで、収益力がわかるだけでなく、有意義な増資をしているかということについても確認できます。
具体的には、企業が自社株買いを行ったり、株式併合によって発行済み株式が減少するということもあります。
するとEPSの数値は大きくなります。
逆に従業員へストックオプションの支給などを行うとEPSは小さくなります。
このように一概に高いから良いとか低いから悪いとはいえないのですが、企業が増資を行った際に1株あたりの収益がダイリューション(希薄化)すると投資価値としては低下してしまうのです。
ただ、継続的にダイリューションが起きなければ価値を取り戻していくこともあるので、その場合には投資価値があると言えるでしょう。
このように、簡単な計算式で大事な情報を手に入れることができるのが特徴なのですが、計算式に使う「当期純利益」などはどう知れるのかについては、会社の決算書などが必要です。
しかし、株式を購入しようと思う企業はそもそも上場しているということになりますが、上場企業は公に決算書を発表する義務があるので、気になる株式があったら企業の決算書をネットで検索して見てみましょう。
そこから得られる情報から色々なことがわかってくるので、上記の指標を使ったりしながら複数企業を比べてみるといいと思います🙆🏼♂️