#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

株式投資では海外にも目を向ける大事さを理解する。

どうもガブリです。

 

株式市場とは、企業が発行する株式を投資家が購入することで、その後の値上がりを期待するというものなので、成長する企業の株を購入するというのが基本的な考え方です。

 

すると、日本のように人口が減っている国の株式よりも、アメリカなどのように人口が増加している国の方が、企業が世に送るモノやサービスの使用率も高まるということで、成長を加速させる可能性がある観点からアメリカ株などが好まれているということがあります。

 

この観点に関しては私も賛同している立場ですが、世の中が新型コロナウィルスによる経済的影響を今も受け続けているということも加味して考えると、よりその影響が少ない国に投資するという選択肢も出てきます。

 

そこで、世界的に見て新型コロナウィルスの影響が少ない国がどこかというと、「アジア圏」ですよね。

 

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すでに上がり始めているアジア株もいくつか出てきており、「日経アジア300指数」という株価指数を見てみると、2020年3月に年初来最安値の994.89をつけて以降、9月16日には年初来高値の1,434.40を記録しています。

(現在9月30日時点は少し調整が入って、1,382.68となっています。)

 

ちなみに日経アジア株300指数は、2016年12月から算出を開始したもので、2015年12月1日の値を1,000ポイントとして表しています。

 

対象は、

・中国

・香港

・台湾

・韓国

インドネシア

・マレーシア

・フィリピン

シンガポール

・タイ

ベトナム

・インド

の11カ国、地域の有力企業を対象にしたものです。

 

やはり新型コロナウィルスの経済的懸念は全ての投資家において重要なテーマで、米国では死者数で表すと本日時点で20万人を超えており、米国が世界でも圧倒的ですが、その次にブラジルが続いて14万人ほど。

 

感染者数で言えば、インドが米国に次いで2番目となっているので、インドは日経アジア300指数にも含まれる国であるものの、他の対象国がそれを上回るほどに成長しているということがわかります。

 

これから先についても考えてみると、すでに感染が収束されているといわれている中国や、その他の感染者数が少ないアジア圏の国では経済活動も正常状態に戻っており、日本の政府もアジア圏で経済的な遅れを取らないよう、ベトナム、タイ、ニュージーランド、オーストラリアの4カ国については“リスクの低い国だ“と判断して、入国規制を解除する方向で検討を進めています。

 

さらに第2弾として協議を進めているのが、中国、韓国、台湾、香港、マカオカンボジアシンガポールブルネイ、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオスの12カ国であり、上記の指数に含まれる11カ国のほとんどが“感染リスクの少ない国である“と判断されているということでもあります。

 

これまで世界規模での株式市場は米国株が圧倒していましたが、これからのアフターコロナではアジア圏も多いに成長する力を秘めているので、これからの株式投資戦略の指標として視野を広げてみると良いと思います🙆🏼‍♂️

 

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