#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

不動産証券「REIT」のETF。

どうもガブリです。

 

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今年も年末となり、新型コロナウィルスという何年かに一度もない出来事が、今までにない1年を過ごすこととなる原因となったこととして強く印象に残る1年だったと思います。

 

当ブログでは今日も平常運転で書いていこうと思います🖋

 

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タイトルにもあるとおり、今日はREITETFについて書いていこうと思いますが、これらに詳しくない人は横文字が並んで「?」な状態かと思うので、簡単に説明しながら進んでいきましょう💨

 

まずは「REIT(リート)」とは何かというと、元々はアメリカで生まれた“不動産を対象にした投資信託“のことで、不動産投資法人と呼ばれる団体が株式会社が株式を発行するかのように、不動産の「投資証券」を発行し、これを投資家たちが購入することで資産運用できるようにしています。

 

具体的には不動産投資法人が複数の投資家たちから資金を集めて不動産を購入し、賃貸収入や物件の売買によって得られた利益が投資家たちに分配される仕組みとなっています。

 

このアメリカ生まれのREITにJAPANのJをくっつけた「J-REIT」が日本版リートと呼ばれるもので、現在東京証券取引所では62種類の銘柄を扱っています。

 

先日28日には、成立に時間がかかっていた米追加経済対策についてトランプ大統領が法案に署名したとのことを受けて、投資家がリスクをとってでも利益を求める動きが強くなり、それが国内株式の買いに繋がったのと、それに合わせてJ-REITにも買いが波及したことで、62種類の銘柄から57銘柄が上昇という好状態になっているところでもあります。

 

そんなREITですが、人気の理由はその他の投資商品に比べて「利回りが高い」という点です。

 

なぜ一般的に利回りが高いかというと、REIT租税特別措置法投資法人に対する課税の特例によって、一定の条件を満たす投資法人が税引前当期利益の90%超を投資家への分配金とするならば、その分配金に相当する額を法人税法上の「経費」として計上することが許されているため、積極的に投資法人が分配金を配っていることが理由です。

 

例えば株式会社が発行する株式と比較すると、株式会社の場合は収益に法人税がかかり、残った利益から事業資金として企業が確保する内部留保を差し引いいた残りの原資として投資家に配当が支払われる仕組みになっているため、積極的に配当金を配ろうとしてもREITに比べて条件が悪いのです。

 

これがREITは高利回りと言われる所以。

 

次に「ETF」とは何か。

 

ETFとは、日本語で「上場投資信託」を意味するものであり、「株価指数などに代表される決まった指数への連動を目指す投資信託」というようなもの。

 

通常の投資信託との違いは上場しているか否かで、株式のようにリアルタイムで売買できる(通常の投資信託ではリアルタイム取引はできません。)という点と、ETFには投資信託のように1銘柄に投資するだけで分散投資が可能となるなどの仕組みを持っているため、これらの特徴を覚えておくと良いでしょう。

 

これら上記に書いた、REITの値動きに連動しており、かつETFである銘柄は現在20種類あって、少額から始められるという点でも投資初心者が取り組みやすいメリットになっているかと思います。

 

もし「不動産に興味はあるけど、まずは少額から不動産市場を学びたい」という方がいれば、REITETFは色んな売買ができるツールなので、是非検討してみましょう🙆🏼‍♂️