#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

これから始める投資。

どうもガブリです。

 

投資に興味を持った方が何をまず始めたら良いのかで時間をかけることはあります。

 

僕もファイナンシャルプランナーという立場上、多くの方から相談されますが、万人共通で「これが正解」というものはありません。

 

それぞれに少なからずなリスクがあり、それをふまえた上で、自分にとって「何が合うのか」を見極める必要があります。

 

そこで今日は、その中でも人気の"株式"と"不動産"について、どのような違いや特性があるのかを比較しながら書いていこうと思います🖋

 

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まず多くの投資初心者が考える投資に対してのイメージは「危険」です。

 

つまり、何か始めなければいけないとはわかっていつつ、危険には晒されたくないと言います。

 

もちろんギャンブルのように一か八か自分の資産を投入するのは大いに危険ですが、投資の場合はちゃんと理解し、向き合って行うことでリスクの軽減が可能です。

 

そこで、株式と不動産の投資におけるリスクについて多くの方に「どちらの方がリスクがあると思いますか?」と聞くと「不動産」と答える方が多いのです。

 

おそらくこれは金額が高いといったイメージによるものでしょう。

しかし、結論からいうと株式も不動産もリスクに関してはほとんど変わらないと言えます。

 

どういうことかというと、株式に関しては例えば10万円で始めた場合に信用取引ではなく現物取引であれば10万円以上損することはありません。

 

しかし、不動産の場合3,000万円で購入した場合は3,000万円分損すると思っている方が多いのですが、そもそも購入する段階において、

・適当に買った株式

・吟味して買った不動産

では不動産の方がリスクがないと言えますし、

・適当に買った不動産

・吟味して買った株式

では株式の方がリスクがないと言えます。

 

つまり投資による「リスクをとる」というのは、「なくなってもいい金額で勝負をする」のではなく、「いかに自分が拠出する資産を有効的に活かすかを考える」ということなのです。

 

このあたりの感覚的なものは実際に運用を始めてみないと分からない部分もあるかもしれませんが、これがいわゆる「リスクとは[危険度]ではなく、[不透明感]である」といわれる所以で、ちゃんと不透明なものを明確にしていく努力があればある一定量はリスクを減らすことができるのです。

 

さらに不動産の方がリスクが高いとイメージされる所以に「やめづらいから」というものもあります。

 

株式であれば最悪すぐに売却できるけど、不動産の場合はすぐにできないかもしれないというものです。

 

もちろん言っていることは間違っていないのですが、すぐに売却できる株だから儲かる根拠もなければ、すぐに売却できない不動産だから運用にならないという根拠もありません。

 

投資初心者の方こそ投資に関しては「儲けてやる」という欲が出やすい傾向にありますが、適切なリスクヘッジを行った上で何にどのような投資をするかは非常に大事なので、イメージに先行されて投資に嫌な印象を抱く前に、詳しい人に聞いたり勉強をして適切に始めてみましょう🙆🏼‍♂️