不動産投資と株式投資などの違いってどんな感じなのか。
どうもガブリです。
個人的に普段から資産相談業務で相談を受けることも多く、不動産以外にも投資について何が良いのか、どのような選択肢があるのかと聞かれることがあります。
多くの方が不動産投資は金額が高いから相対的にリスクも高いと考える人が多いのが印象で、そのたびに「必ずしもそうではない」ということを伝えています。
なので今日は不動産投資と株式投資ってどう違うの?について書いていこうと思います🖋
まずは不動産といったときに多くの方がリスクが高いと思う原因の一つとして、「バブル経済」を想起する方が多いということ。
日本では1986年に起きた不動産バブルが有名で、当時は「土地の値段は下がらない」という逸話が当たり前のように横行して、多くの方が不動産を買い、そしてすぐに値段が上がったものを売るということが繰り返されたのです。
バブル経済は歴史上も世界的にたくさん起こっていて、経験のない人は「値段が下がらないなんて普通に考えたらありえないでしょ。」と思うはずですが、実際にその経済を目の当たりにするとそのようなマインドに世間がなってしまうから不思議です。
そして1991年頃にバブル経済は崩壊し、不動産の値段は大きく値下がりしました。
その時の不動産を売るにも売れずに未だに所有しているという人もいます。
このような理由から不動産がネガティブに捉われたりするのですが、今現在は短期で不動産を売買すると税金が40%ちかく取られるということもあり、買って売ってを繰り返すような不動産の投資を行なっているという人はあまりいませんし、それによって市場も乱高下することなくある程度安定した市場となっています。
なので、不動産は長く所有することで、家賃収入を長期的に得ていくことを前提に、いくらで買えば投資として採算性があるのかということを考えていくことでリスクを軽減していくのが現代の不動産投資です。
それには不動産の担当者や管理会社をどのように選定するかが結構大事なのです。
相場よりも高い値段で売ろうとしてくるような担当者ではいけませんし、募集業務や普段の管理についてもしっかり行ってくれる管理会社でなければ意味がありません。
まずはここが株式投資とは違ってくるところで、株式投資に関しては自分の判断さえ間違えなければ自己責任で投資が行えますが、不動産投資は人との付き合いが必要となってくるのです。
つまり、株式投資はその名の通り「投資」ですが、不動産投資はそういった意味では「経営」とも言えるのです。
人との付き合い方などで投資採算性が変わってくることもあるので、やはりそれなりに人付き合いが上手な方が不動産で成功されているという印象です。
さらに株式投資の場合はその株式を発行している会社の業績などで採算性が変わってくるので、基本的には"待つしかない"のです。
その会社の株式を大多数保有することができるのなら、株主総会などに参加し、経営について言及することで経営に参加することができますが、基本的にそんなに大きな投資を【これから投資をはじめる】という方がすることはあり得ないですし、やはり業績が上がることなどを待つしかないでしょう。
しかし不動産投資の場合は、
「修繕が必要になったけど、友人がリフォーム会社をやっているから、安くお願いできる」
とか、
「知り合いの管理会社さんがいるから、お願いするとすごく親身に活動してくれる」
などは大きな投資成功の要因です。
もちろん現段階でそのような知り合いがいなくとも、今後そのような関係性になれるように普段から積極的に連絡を取り合うなどしていくことで、これからの将来のかたちを変えていくことはできます。
なんでもそうですが、「今からじゃ遅いかも」と思って動かないよりも、「今始めるのが自分の人生にとっては一番若い時」と思えるかどうかです。
どんな投資でも買ったら放っておくだけとはいきませんが、不動産投資は株式投資に比べて相場の乱高下が連日的に起きることは基本的にないので、管理のしやすさは不動産投資に軍配が上がると思います。
上記のようなことを取り組んでいくことで、安定的な投資をリスクを軽減して行うこともできるので、今から勉強をして、将来に向けて考えていきましょう🙆🏼♂️