投資信託にみるリスクについて。
どうもガブリです。
昨日は投資信託の利回りについて書いていきましたが、今日は投資信託によるリスクについて書いていこうと思います🖋
投資信託といえば株式投資などに比べて安定した投資商品というイメージもあるかもしれません。
ただ、元本保証ではないので、そのリスクについて知っておくべきでしょう。
投資信託は「基準価格」といわれるものが価値を決める一つの指標になっていますが、この基準価格の変動もリスクになり、下がっていくことが元本割れを起こす理由につながるのです。
それに、多くの人が「リスク」と聞くと危険なものだと想定する人が多いですが、投資におけるリスクとは「不確実性」を意味します。
つまりその不確実性を把握することでリスクを回避していくことも可能なのです。
基本的にはリスクが高いものはリターンが大きく(株式投資など)、リスクが低いものはリターンが小さい(定期預金など)ものです。
投資信託はその中でもリスクが低い方に部類するものでありながら、それなりにリターンの可能性がある商品なので、投資初心者にも合っているといわれるゆえんです。
それでは投資信託のリスク詳細について見てみましょう。
・信用リスク
投資信託は株式や債権などを組みあわせで作られていますが、株式を発行する企業の経営不振や債権を発行する国の財政難などが影響することになります。
その影響によって元本の払い戻しが行われたり、利子の支払いが滞るなどのことが起こりえます。
"デフォルトリスク"と呼ばれることもあるので覚えておきましょう。
・カントリーリスク
投資信託では国内の商品だけでなく、海外の株式や債権を組み合わせで購入していることがあります。
その場合は国内では何ら変化のない日常であったとしても、海外で経済状況の悪化や為替市場なんかで混乱が生じると資産価値が変動する可能性があります。
現状のように、世界的なパンデミックが起こっている時期などは注意が必要でしょう。
・為替変動リスク
カントリーリスクでも少し話に出てきましたが、海外の株式や債権が含まれる投資信託を購入している場合、為替レートが変動すると投資信託の資産価値にも影響が及びます。
基本的に円安の傾向にある場合にはプラスの影響が出て、円高の傾向にある場合にはマイナスの影響が出ることになります。
外国通貨建ての資産に投資する投資信託に投資する場合には為替市場にも目を配りましょう。
その他にもとにかく世の中が変われば変動の可能性がある部分はたくさんあるので、どのような時に価値が変動するのか、市場を見ながら自分なりに見つけていくと良いでしょう。
より後悔のない投資にできるよう、ファンドが交付している“投資信託説明書“をきちんと読み解くとか、複数のファンドに分散投資をしてみるとか、長期で保有することで短期での市場変化に影響を受けないようにするとか考えながら投資信託と向き合ってみましょう🙆🏼♂️