投資信託でみる利回りとは。
どうもガブリです。
昨今NISAのサービス開始から、積立や少額投資に興味が出ている人が増えてきています。
そんな中、どのようにして自分のお金が増減していくのか、あまり分からずに始めている人が多いのも事実。
そこで今日は、投資信託でみる利回りについて書いていこうと思います🖋
まず利回りとは何かというと、投資した金額に対してのリターンのことであり、例えば100万円をある投資信託に投資した1年後、その投資金額が101万円となっていれば年間利回り1%ということになります。
上記のような年利(年間利回り)意外にも、100万円の投資金額に対して1ヶ月後に1,000円増えたとしたら月間利回り0.1%など、月利と呼ばれるものもあります。
ただ、投資信託による運用などは中長期でないとあまり効果が高くないため、年利で頭に入れておくと良いかと思います。
ちなみに現在の銀行預金の利息は年間0.01%なので、100万円預けていても100円しか増えません。
このようなご時世に物価の上昇など起きてしまうとお金の価値が相対的に低下してしまうので、労働収入を増やすということが簡単でないことを考えると、お金に働いてもらうことでの収入を増やしていくことが懸命です。
銀行には預けておく場所として元本が保証されているという点で特に疑問も持たずに多くの方が利用しているかと思います。
バブル時代などは銀行も7%ほどの利息だったこともあり、つまりは100万円が1年後何もしなくても107万円になったわけですから、こんなに嬉しい置き場所はありません。
そのため世代によっては親御さんから「貯蓄をしなさい」とその時代の"答え"を教えられてきた人も多く、現代のスタンダードからは少し乖離したお金の持ち方をしている人がいるということが起きたりしています。
「投資は元本保証だから危ない」と怖がる人もいますが、現代では"何もしない"ということにリスクが存在することもあるので、しっかりと利回りには注意を払って、覚えておくべきポイントは覚えておきましょう。
投資信託の利回りについては以下のとおりです。
まず投資信託には価格の上下に加えて分配金が存在します。
その分配金の利回り計算というのがあり、
分配金利回り=過去1年間の分配金の累計額÷直近の基準価格
で算出されます。
簡単に言えば、投資した金額に対して分配金がたくさん支給されればそれだけ儲かるということなんだけど、投資信託の分配金には
・普通分配金
・特別分配金
の2種類があり、特別分配金に関しては分配金を配ると投資信託の軸となる基準価格が下がることになります。
つまり、元本を取り崩して分配金を支払っているので、先ほどの計算でいうと基準価格が下がった分だけ分配金利回りは良くなったように感じてしまいますが、基準価格が下がってるということは実質の利回りは低下しています。
儲かっていない。ということになってしまうのです。
そのため、投資信託の商品を選ぶ際にはそれがどのような分配金の性質を持っているのか、分配金利回りは見せかけのものになっていないかをチェックするようにしましょう🙆🏼♂️