コロナ禍では投資はストップが良し?
どうもガブリです。
新型コロナウィルスによる影響については度々書いてきていますが、実際にコロナショックによる経済影響は以前や今後の世界を考えたとしても、「ビフォアーコロナ」、「アフターコロナ」とのちに表現されることになるだろうというほどには大きなインパクトがあります。
そんな中、経済影響から株式市場などにもマイナス影響を与えたりという状況で、「経済的不安はあるものの、投資とかはなぁ」と投資意欲もともに減退している方も多いかもしれません。
では、このような経済混乱期の下落相場では投資は全て“悪“になってしまうのか。
投資に通ずる方であれば色んな銘柄の選定や投資商品の組み合わせによるリスク分散など可能ですが、投資に疎い方にも方法はあります。
それが積立投資です。
特に最近では「つみたてNISA」など積立投資に優しい仕組みもあるので、多くの投資初心者が参入しやすい状況にあります。
積立投資とはよく聞くかもしれませんが、その逆が一括投資で、毎月10万円を10ヶ月積み立てていく積立投資と、100万円を一括で投資して10ヶ月後にでる成果は実は違うのです。
その上で下落相場に良いとされるのが積立投資であるという理由については、積立投資が下落相場に強いからです。
一括投資では上昇相場においては上昇幅がグンと大きくなるものの、下落相場では相対的に下落幅も大きくなります。
ということは相場を読むことを勉強していない投資初心者には少し難しい投資管理になるのです。
そのかわり積立投資の場合は、基本的に長期的に運用していくことが前提ですので、下落相場は「価格が下がっているから今は買い時」という判断ができるのです。
具体的に考えてみると、例えば今回のコロナショックでは株式相場は一時30%ほど下落しました。
つまり当時点で持っている証券価値は単純に30%下がったということですね。
しかしその後株式市場は回復の傾向が続き、半年も経たずにマイナス幅が8%程度に回復したのですが、この間も積み立てし続けているので、すごく単純な言い方に変えると、「いつもと同じ商品をいつもより30%安く買えた」と言えるのです。
結果的に市場価格は戻ってきていますし、今後むしろ価値を上げていくことも可能性として考えれば、物凄いバーゲン価格だったということにもなるかもしれません。
実際にコロナショックによってつみたてNISAの口座開設が30万口座も増えたということがある程度の信頼性になっており、コロナが周知された3月末時点では総口座数の220万口座のうち4分の1がコロナによって開設されたことになります。
積立投資は時間をかける長期投資であるほど効果を高め、投資初心が細かい銘柄の選定をする必要がない(ファンドを選ぶ必要はありますが)という点で始めやすいと思います。
さらに国が後押しする“つみたてNISA“との組み合わせで非課税運用が可能になるので純粋に運用が楽しめます。
もちろん元本保証ではないので必ず利益がでるというものではないですが、ある一定のリスクを許容して利益を得ていくというのはこれからの社会のスタンダードになっていくので、まずは口座開設からでも始めてみましょう🙆🏼♂️