投資には確定申告が必要。それが面倒くさいならこれ。
どうもガブリです。
何か投資を始めようと考えた時に多くの方がとる選択の一つが「NISA」。
その理由は投資では儲かった場合にはその儲かった金額の20.315%の税金を納めなければなりませんが、NISAを使用すればその納税義務が一定の投資金額までは免除されるからです。
しかし、NISAの非課税期間は10年と決められているので、10年を超えた場合には今のところ課税となると言われています。(後に延長等、期間の変更もあるかもしれませんが。)
その場合には確定申告をすることになると思いますが、ある方法を取ることでこの面倒くさい手続きを省略することができます。
そこで、今日はズボラな人のための証券口座開設!について書いていきたいと思います🖋
まずは確定申告がどのような時に必要なのかというと、
・給与収入が2,000万円を超える方
・給与が2種類あり、年末調整が完了していない収入が20万円を超える場合
と簡単にいうとこの2つが多くの方が当てはまるかもしれない項目です。
株式や不動産などによる投資を行っている場合に家賃収入の年間合計額や株式、投資信託等の儲けが20万円を超えた場合には確定申告が必要ということですが、割と該当してしまうので確定申告の仕方を覚えておくか、手数料を払って税理士などに頼むなどの方法が必要です。
ちなみに株式等ではどのようなものが“儲け“となるかという点について、
・譲渡益(所有の株式等を売却した際に儲けが出るもの)
・配当金(企業が頑張って得た利益から投資家に還元されるもの)
・分配金(投資信託の運用によって得られた利益から投資家に還元されるお金)
が該当項目ですが、株式等の売買を日頃から行って儲けが出ている場合はもちろん、配当金や分配金を合わせて20万円に達する場合にも確定申告による納税が義務付けられています。
何にせよ、結構面倒くさそうですよね?笑
そんな時に役立つのが「特定口座(源泉徴収あり)」というものです。
証券口座開設の際に特定口座(源泉徴収あり)、(源泉徴収なし)と選ぶことが可能で、“源泉徴収あり“で設定しておくと、売買時などに儲けが出た場合などは、自動的に確定申告によって納税が必要な金額分を差し引いてくれるようになっています。
つまりそれによって確定申告手続きが必要なくなるので、初心者の方やズボラな方に合った選択と言えるでしょう。
でもそれだと皆んな(源泉徴収あり)にした方が楽でいいじゃん!と思うかもしれませんが、“源泉徴収あり“の口座の場合、本来確定申告による納税が必要になる20万円の利益が生まれない年でも、売買ごとに儲けが出た場合には規定の納税率が差し引かれるのです。
つまり“源泉徴収なし“の口座の場合には、年間19万円の儲けであった場合に、そのうちの20.315%の税金の納税は必要ないので確定申告の必要はありませんが、“源泉徴収あり“の口座の場合には19万円の20.315%となる約4万円弱が手数料として自動的に差し引かれることになります。
これは明らかに損ですよね。
このように初心者の方が分かりづらいと思う部分を排除してくれる反面、儲けがうまく出た場合などについては手数料が高くなるという一面もあるため、それぞれに良し悪しが存在するということで、どちらの口座種別を選ぶかは、その後の投資運用をイメージして開設するようにしましょう🙆🏼♂️