#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

債権との向き合い方。

どうもガブリです。

 

皆さん投資を始める際には、投資信託株式投資、不動産投資などに興味を持たれる方が多いものの、債権に興味を持っているという方の話を聞くことはほとんどありません。

 

イメージしにくいのか、どのようなものかもわかっていない方が多く、富裕層の方こそ債権で運用をしている方は多いので、今日はそのことについて書いていこうと思います🖋

 

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まず、投資といった時に一番イメージしやすいのは株式投資だと思うので、株式投資と債権投資とを比較して考えてみると、株式投資の場合は「お金持ちになる手段」という側面があります。

 

株式投資をハイリスクハイリターンといって敬遠する方もいますが、あながち間違っておらず、株式には安定株を保有して配当を得るという運用方法もありますが、多くの富裕層が株式投資でリスクを負って大金を得ているというケースです。

 

株式投資は投資額の1/3や、時には1/2がなくなってもいい覚悟で2倍3倍になるかもしれないものを狙っていくことができます。

 

その反面、債権は2倍3倍になることは基本的にないにせよ、年間4〜5%の利回りを得ることができるのが特徴です。

 

つまり、お金をドカンと増やそうとするフェーズでは積極的に株式に投資し、数億円の資産が形成できてからは債権の比率を増やして安定感のある運用に切り替えていたりするのです。

 

とはいえ、普通のサラリーマンでも500万円の元手があれば5%で運用できた場合に年間25万円増えるわけですから侮れません。

 

さらに債権という商品は運用方法によって“元本保証“となっているのも特徴で、決められた期間の途中で売却しなければあらかじめ約束している金額が戻ってくるのです。

 

しかし逆をいうと途中で売却してしまうことで元本割れしてしまうので、それまでに得ている利回りを下回る出口戦略とならないよう、数年間は使う必要のない金額で運用する必要があります。

 

そこで改めて株式との違いを見てみると、株式とは会社が株式を発行した上で価格の形成は「業績」によって左右されることになります。

現在の業績に加え、今後の成長性や期待感で価格が変わっていくのです。

 

その反面、債権は投資する会社がどのくらいの確率で倒産するかとった倒産確率で価格が決まります。

 

つまり、長期的に運用することを前提とする債権ですが、会社が倒産してしまっては元もこもなく、その点についてはしっかり吟味する必要がありそうです。

 

債権に投資する際の基準は、「預金よりもお得に運用できるけど、長期的に引き落としができないことを考えた時に割りに合う利回りとなっているか」という点になってくるかと思います。

 

複数の投資商品と比べながら、リスクの分散ができるように色々な投資商品に触れるようにしましょう🙆🏼‍♂️