#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

J-REITの市場はいかに。

どうもガブリです。

 

新型コロナウィルスによる不動産業界の影響は、オフィス、商業施設などに価格の下落などに表れました。

 

そこで、不動産の投資信託であるJ-REIT(ジェイリート)の市場はどうなっているのか。

 

まずJ-REITについて詳しくない方に説明するとJ-REITとは(Real Estate Investment Trust(リアルエステートインベストメントトラスト))の略で、元々アメリカで生まれた仕組みのJ(Japan)版です。

 

その仕組みは、投資家から集めた資金でファンドが不動産市場に投資し、物件の賃料や売却益を投資家に配当するというものです。

 

通常の不動産投資とは全く別物で、多くのサラリーマンなどが行っている不動産投資は、“レジもの“といって居住用不動産の賃料を受け取るものがほとんどですが、J-REITでは居住用に限らず、オフィスやホテルなどの商業施設にも投資するものであり、物件そのものを購入するよりも低額である、数千円から始めることもできる投資です。

 

そこで今日は商業施設なども対象としているJ-REITの市場について書いていこうと思います🖋

 

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新型コロナウィルスの影響が起こる前のJ-REIT市場は2,200ポイントを超えていたものが、緊急事態宣言の始まった2020年3月時点で1,100ポイント台になってしまいました。

 

今日(8月12日)時点で1,676ポイントなので、少し反発したものの、新型コロナウィルスの影響前の状態に戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。

 

REITでは少額でも商業施設などの大きなものに投資ができるという点で投資家の注目を集めていましたが、新型コロナウィルスの経済的影響によりオフィスなどがどんどん退去し、投資家の投資意欲を減退させたことが原因と言われております。

 

とはいえ商業施設といってもたくさんあり、外食産業の代替となる食品スーパーや、必需品の購入が可能であるドラッグストアなどが入居している不動産は好調であり、外出を前提としているホテルや、ファッションブランドなどが入居している不動産では厳しい状況だったのは一概に不動産市場が悪いとはいえないところです。

 

J-REIT指数ではこれからまずは2,000ポイントを超える水準を目指していくことになりますが、これからJーREIT投資を始めるなら、これからの不動産市場に対してどのように変化していくのかを考えて、どのJ-REIT商品を購入するのかしっかり検討しましょう🙆🏼‍♂️