これからの世界に求められるかもしれない収益不動産のかたち。
どうもガブリです。
新型コロナウィルスによって、働き方が変わっていることは皆さんもある程度体感しているかもしれません。
緊急事態宣言が解除され、パンデミック前に比べて通勤の満員電車は少なくなったようには感じるものの、それでもやはりこれだけの人たちが電車で3蜜リスクをとってでも通勤しなければならないのか。と思うほどには混雑しているのも事実で、そんな中、日々の感染者数はどうなっているかというと、本日は都内の新型コロナウィルス感染確認数が58人となっています。
1日の感染確認が50人を超えるのは4日連続であり、緊急事態宣言前には1桁の感染確認だったのにもかかわらず、緊急事態宣言解除後は大きくみて右肩上がりの状態。
日本国内も第二波の到来か?と言われる中、世界的に見ても合計感染者数は1,000万人を超える予想以上の状態が続いています。
このような状況がしばらくは続くと仮定すると、多くの人が「感染リスクをとってでも出勤する」ということから「感染リスクを最小化するためにテレワークができる仕事に切り替えよう」という人がそれなりに出てきてもおかしくありません。
そういった場合に不動産オーナーさんはどのようなことを考える必要があるかといえば、想像できる通り「居住用住居を今までよりも仕事環境と中和させる」です。
そもそも住宅は“仕事をする場所“としては最適化されていないため、家で仕事をする機会が増えた人たちの話を聞いていても「家だと生産性が上がらない」というような意見は多数あります。
そこで、今後テレワークがより普及するということを前提に、どのような家づくりが需要を高めるのか考えていきましょう!
まず、家で仕事ができる人のほとんどが「インターネットの環境下で働く」人だということです。
すると、快適なインターネット環境は間違いなく需要を高めるでしょう。
ただでさえ今年はネット回線が5Gになるということもあり、動画などファイルの重いものが主流になるということもあって、遅いネット環境はそれだけで住むに値しないというレベルになってきます。
後はコンセントが多いというのも大事です。
仕事のネット環境と家で娯楽として楽しむネット環境を分けるケースは多いはずですので、ワンルームだとしても複数のコンセント場所があることはそれだけで需要を高める理由となりそうです。
テレワークでは仕事のON、OFFを切り替えられる環境も大事なので、ワンルームだとしても仕切りを作って作業場所を区別する人も出てくるかもしれません。
そんな時に「使いやすい場所のコンセントがあそこの壁にしかない。。。」となると、それだけで仕事と娯楽のネット環境を分けることができなくなるかもしれません。
最後に一つ挙げると、宅配ボックスはこれまでも非常に便利なツールでしたが、今後は不在の時の収納ボックスという用途に加えて、不要な接触を避けるためのツールとしても活躍するので、このあたりはあるとないとで賃借人の入居率は意外と大きく変わってくるかもしれません。
このように、「時代にあった不動産の持ち方」という観点は確実に存在するので、これからの供給をどのように工夫していくのか、日々考えながら収益性を上げていきましょう🙆🏼♂️