#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

ローンの繰上げ返済を検討する際について。

どうもガブリです。

 

ローンの支払い計画は借りる前にしっかりとしておくべきですが、後に「ローンを早く返してしまおう」など変更があったり、そもそも繰上げ返済ありきでプランを立てたりする方もいるかもしれません。

 

そこで今日は、ローンの繰上げ返済はどのようなタイミングですると良いのか。について書いていこうと思います🖋

 

f:id:GABURI:20200626210824p:image

 

そもそも繰上げ返済とは何かといえば、ローン支払いの途中で、ローンの元金と利息に分けた場合の"元金についてのみ"まとめて先払いしてしまうというものです。

 

すると、その時点で利息計算も変わってくるので、支払い期間が短縮されたり、月々の支払額が軽減されたりします。

 

まず繰上げ返済したいと考える人の多くは、「いつどうなるかわかんないし、とりあえずなるべく早く返せた方がいい」と漠然と考える方が多いと思います。

 

やはりローンを組むということに加え、35年ローンで組むことも多いので、先々の予測がつかないこのご時世では正しい判断とも言えると思います。

 

しかし、ローンを早く返そうとするということは手元のお金が減ってしまうということでもあるので、無理をすると人によっては生活費、子供の教育費などが圧迫されてしまうこともあるかもしれません。

 

さらに繰上げ返済には金融機関ごとに決められた手数料がかかるため、実際に100万円を繰上げ返済として拠出しても100万円まるまる元金に費やすことができないのです。

 

つまり繰上げ返済の回数を増やしてしまうということはそれだけ余計なお金がかかってしまうということでもあります。

 

しかし、例えば10年に一度まとまった金額を繰上げ返済するとどうなるかというと、その場合は10年間の利息をきっちり払ってしまうことになるため、最終的に支払う利息金利の合計額が早期に繰上げ返済するよりも割高になります。

 

ここまでを考えても繰上げ返済を検討する場合にはやはり計画的に行わないと、「早く返したい」という感情先行では実は理に適ってないなんてことになりかねません。

 

このように、金融機関によって、どのタイミングでどれだけ繰上げ返済していくことが損をしないことになるのか、こういったことはやはり専門的なFPなどに相談した方がいいかもしれません。

 

最後に、繰上げ返済に関してもう一つの手段をお伝えして終わりにしようと思います。

 

実はお金の扱い方が大事な人は、繰上げ返済のタイミングが上手な人ではなく、

・繰上げ返済に使えるお金を運用して、お金を増やしてしまう

です。

 

繰上げ返済とは、返済期間短縮や月々の返済額軽減など、一見余裕があればできる限りやった方が良さそうに思えます。

 

しかし、それは「貯めたお金をそのままの価値で還元する」という行為です。

その余分のお金があって、資産運用できる能力があれば、そのお金を運用して増やし、それ以上の価値にしてしまった方がいいに決まっています。

 

これも「知っている」か「知らない」かの差です。

 

日頃から勉強しておくことで良い選択肢を増やせるので、皆さんもアンテナ高く張っていきましょう🙆🏼‍♂️