#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

日本の税金について。

どうもガブリです。

 

今日は日本の税金制度の一つにある、累進課税制度について話していきます。

 

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これは、これから年末にもらえる「源泉徴収票」の右側に記載されている「源泉徴収税額」、つまり所得税のことですが、この所得税に関して、所得が多いほど適用税率が高くなるというものです。

 

つまり、たくさん稼ぐと、よりたくさんの割合の税金を納める必要があるというもので、そのパーセントは5%〜45%まであります。

 

住民税に関しては収入にかかわらず一律10%のため、所得税のみ収入が増えるほどたくさんの割合の税収があり、最高税率所得税と住民税を合わせると55%にもなるわけです。

 

簡単にいえば、人によっては稼いだ金額の半分以上を税金として納めるかたちになります。

 

その真意は、「富の固定化を防ぐ」というものにあり、お金持ちの人もそうでない人も同じ税率で納めることになると、圧倒的にお金持ちが有利なため、富の固定化を防ぐことで階級制度が起きないようにされています。

 

その反面、一定以上働くことへの意欲を奪ってしまうという側面もあるため、絶対的な制度ではありません。

 

賛否両論ある制度ですが、日本で暮らしていくにはこのルールに則っていく必要があります。

 

ただ、株の投資などは税収が別であり、いくら稼いでも利益に対して約20%の税率となるので、労働収入だけを伸ばしていくことを考えるよりも、投資に目を向けるとまた違った世界があることも覚えておきましょう🙆🏼‍♂️