OYO LIFEが日本上陸して起きていること。
どうも、ガブリです。
今年3月頃にインドの不動産テック企業「OYO(オヨ)」が日本へ参入してきました。
簡単に事業説明すると、不動産賃貸事業であり、携帯アプリからの手続きで仲介手数料を含めたその他初期費用(敷金・礼金など)がかからない点や、家具も既に設置されている点など、日常的な荷物の持ち運びのみで引っ越しが出来るのが特徴💡
サービス開始から注視していましたが、ビジネスモデルとしてどこで売上をたてているかというと、「通常の賃料よりも割高」にすることで売上をたてています。
当初通常の賃貸との家賃比較をしてみると、ワンルームで8万円のところが12万円くらいで貸し出されていて、約3万円ほど高いといった感じ。
1年間で36万円違うわけですが、余計な引っ越し費用や仲介手数料を含めた初期費用に、家具までも設置されているのであれば、短期賃貸としてはありなのかもしれないけど、ビジネスモデルとしては1部屋の利益が3万円ってことは仮に1,000部屋運用したとしても3,000万円。
従業員だって100人を超えているのに運営できるの?って感じなわけだけど、なんか最近また騒がれてるなーと思ったら、、、
めっちゃ高くなってる!!笑
ワンルーム8万円の賃料相場がOYO LIFEだと15万円くらいになっていて、ほぼ倍の賃料になっている!!!!
これだといくら初期費用等がかからないとはいっても、費用対効果が悪すぎじゃないかという気がするけど、事業としては実際にこのくらい金額を取らないとやっていけないのか。。
でも事業を成り立たせる前に需要がないと意味がないので、その他の戦略はどうなのかと調べてみると、その他もあまり良くない噂が😨
OYO LIFEさんは物件を所有しているオーナーさんに「転貸させてもらえませんか?」と営業してくるのだけど、その転貸の契約内容が超簡単にいうと、
「契約後2ヶ月半の間、一生懸命入居者さんを探しますので、もし入居者さんが見つからなかったらこの転借契約はなかったことに。」
というもの。
え!?
そんなの2ヶ月半は他の募集が出来ないのに募集失敗したらなんの違約金等もなくただの白紙撤回!?
さすがにビックリします。
OYO LIFEさんがやろうとしてることは面白い事業だと思っているところもあるけど、不動産業界という古くからの産業への参入をするという点で、物件所有オーナーさんを味方につけないことには成功できないんではないか?
不動産テックではWe Workも最近色々とあったけど、OYO LIFEも怪しそうな感じ😅
今後の動きに要注目です!!!!