30代から始める不動産投資。(前編)
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
不動産投資が徐々に会社員の人たちにも浸透している中、今年から不動産投資を検討しているという方も多いかと思います。
「投資」と聞くと、損失へのリスクにばかり目がいってしまうがゆえに中々始められないという人もいれば、すぐに行動に移したものの、儲けに目が眩んで騙されてしまう人などたくさんいます。
そのような中で投資そのものが悪者扱いされてしまうことも多々ありますが、ちゃんと理解して適切に行えば投資は自分の資産を守りつつも増やしていくことができます。
そこで今日は、不動産投資を始めるには良いとされる30代から始める不動産投資をテーマに書いていきたいと思います🖋
「不動産」と聞くと未だ「お金持ちの人だけの話題」などと考える人もいますが、低金利時代であるなど情勢も手伝ってか現代では広い範囲で多くの方が不動産投資を行っています。
ではそんな不動産投資ですが、30代から始めるとする理由について見てみましょう👀
投資といえば余剰資金で行うであるとか、お金に余裕が出てきてから始めるものと考える人もいますがそんなことはありません。
特に不動産投資に関して言えば、金融機関からの融資を前提に行うものなので、そのローン期間が35年など長期にわたることを考えるとむしろ早く始めることにメリットがあります。
例えばお金に余裕ができると考えられる45歳から不動産投資を始めるシミュレーションを立てると、35年ローンを組んだ場合に完済年齢は80歳となります。
定年を65歳として考えても残り15年間の返済期間があることになり、年金生活の中で返済をおこなっていくのは不安につながるかと思います。
その点で30歳から始めた場合、65歳に完済となるので定年に合わせて家賃生活を始められるというメリットもあり、仮に35歳などから始めても「繰上げ返済」などを用いることで返済を軽減させておけば安心感が高まります。
このように、30代から始めておくと最初のシミュレーションから道筋を変えて繰上げ返済などを行なっても柔軟に対応できる可能性があり、状況判断がしやすいのもメリットの一つです。
それでは20代からの方がもっと良いのではないか?
もちろんそういう意見もあるのですが、20代のうちはまだ社会人になって間もないので収入も少なく、金融機関が審査をOKしてくれない可能性があるのです。
30代になると給料も少し上がり、金融機関も収入に対して返済が困難になる可能性が低いと判断できるので、融資を受けやすくなります。
このように、不動産投資を始めるための条件が揃っていて、かつ将来のシミュレーションを考えても30代が不動産投資を始めるのに適していると言われる理由がわかるかと思います。
しかし注意点もあるので油断は禁物。
どのような不動産を購入しても投資として成功するわけではなく、物件の立地や、修繕が必要になる時期を考えて費用に余裕を持たせるなど戦略性は必要です。
投資の失敗談などを聞くと「あーやってなくて良かった」などと思ってしまうかもしれませんが、何もせずに黙っているのも失敗と同じくらいのリスクがあります。
学ぶことが面倒だからと先延ばしにした後にやってくるのは苦痛であることがほとんどなので、適切に学べる環境を作って人生を豊かにしていきましょう🙆🏼♂️