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宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

不動産投資にも種類がある。

どうもガブリです。

 

不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon

 

皆さん、不動産投資と聞くとどのような規模や種類のものをイメージするでしょうか?

 

不動産と一言で言っても、建物には様々な種類があり、基本的にどのような形態の建物でも賃貸物件として利用することができます。

 

そしてどのような形態において不動産投資をするかによっても投資結果が違ってきたり、その目的が違ってきたりもします。

 

そこで今日はこれから不動産投資を検討するという人のためにどのような種類があるのか、種類によってどのような違いがあるのかなどについて書いていきたいと思います🖋

 

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まず多くのサラリーマンなどの方が行っている不動産投資といえば「区分マンション投資」かと思います。

 

マンションの1室を購入して1室単位で賃貸するというもので、価格帯もマンション丸ごと1棟などに比べれば安いので、サラリーマンの年収を担保にして融資を受けられるという点でも敷居の高すぎない規模である種類です。

 

区分マンションのメリットは、上記に書いたサラリーマンでも買いやすいという点に加えて、それだけ一般的に購入対象者がいるので売却しようとする際にも買い手が見つかりやすいという点があるかと思います。

 

その反面、その他の不動産投資の種類に比べるとリターンは少なく、将来的に数十万円以上の家賃収入を得たりと考える場合には1室だけでは足りないでしょう。

 

次に「1棟アパート・マンション投資」。

 

区分で購入するのではなく、丸ごと1棟購入して全ての部屋を賃貸することでボリューム感のある投資とする種類です。

 

1棟のメリットはなんと言っても空室率を下げることができれば収入の高さが見込めるという点で、仮に10室あるアパートの場合、そのうち1室が空室となっても収入はゼロにならないという点です。

 

その反面、区分に比べて高額になるので金融機関からの融資審査が簡単でないという点と、日々の管理にかかるランニングコストや修繕が必要になった際の費用も大きくなりがちです。

 

その他固定資産税などの税金も区分に比べて高額なため、それらを含めて投資として成立するかがポイントとなります。

 

次に「戸建投資」。

 

一戸建てを購入して賃貸物件にするというもので、アパートやマンションに比べて需要の種類が少し違いってくるのもポイントです。

 

戸建のターゲットはファミリー層であることはほぼ間違いありません。

 

ファミリー層が良いとされる点は、一度入居が決まればおおよそ長期間は住み続けてくれるという点で、家賃収入が安定しやすい傾向にあるという点はメリットとなります。

 

さらにリノベーションなどの自由度のアパートやマンションに比べて高いため、どのような需要を求めるかを形にしやすいというのもあります。

 

その反面、ファミリー層を対象にする賃料というのは割と高額なため、入居中と空室時で収益のギャップが大きくなります。

 

特に融資を受けて返済中という場合には空室となっても返済はストップさせることはできないので、そのギャップに苦労することもあるでしょう。

 

あとは番外編として「J-REIT」もあります。

 

不動産投資信託と呼ばれるもので、その他の種類のように実際に不動産の独占所有者とはなりませんが、信託会社が投資家から資金を預かり、そのお金を利用して物件の購入・売却、そして運用などをし、投資家の資金供給の大小に合わせて運用実績分を配当していくというものです。

 

一番手軽なので敷居は低いですが、リターンに関しても最も低い投資方法となります。

 

リスクは低いに越したことはないですが、求めるリターンに届かなければ意味がありません。

 

まずは自分が求めるリターンが適切であるかを把握するとともに、それを実現するための手段として不動産投資の種類を見極めるようにしましょう🙆🏼‍♂️