#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

確定申告は基本他人にお任せできない。

どうもガブリです。

 

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いよいよ確定申告の期間がスタートしましたが、皆さん準備はできていますでしょうか?

 

中には今年から確定申告を始めるという方もいたりして、どのように段取りしていいのかわからないという方もいるかと思います。

 

そんな時、詳しい人にお任せできれば簡単ですが、確定申告には作成時にちょっとしたルールが存在します。

 

それは「本人または税理士」でないと確定申告書を作成してはいけないという法律があるのです。

 

しかし普段から税理士にお世話になっている人というのはそんなに多くはないはずですので、どこに頼んだら良いのか、頼むとしてメリットやデメリットはあるのかなども気になるところでしょう。

 

そこで今日は、確定申告をする際に税理士にお願いするとどのようなことが考えられるのかなどについて書いていこうと思います🖋

 

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確定申告をしなければいけないケースなどについては以前も記事に書いていますが、実際に確定申告をしようと思っても書類をどのように作成したら良いのか最初は難しいことでしょう。

 

そこで税理士にお願いすることができればそれらの手間も時間も省けるわけですが、もちろんタダではないので費用を知りたいところですよね?

 

税理士への依頼費用は税理士事務所の規定などによって色々ありますが、副業程度の個人であれば2〜3万円、売上額が多い個人事業主などでは10万円以上もかかる場合があるのです。

 

自分で手続きできればタダなわけなので、税理士に依頼しようかどうか悩む人も多いですが、悩みすぎて申告時期が遅れてしまうと、納税の場合、納税が完了するまでの日数に応じて延滞税が課されてしまったりします。

 

依頼費用をかけたくないという思いから延滞税が課せられてしまっては元も子もないので、確定申告期限までには自分で申告するのか税理士に依頼するのか必ず決める必要があるでしょう。

 

ちなみに例年は3月15日までが申告期限ですが、今年は新型コロナウィルスによる緊急事態宣言下のため4月15日まで延長されています。

 

さらに税理士に依頼する金額は数万円してしまうわけですが、それを高いと思うか安いと思うかは、依頼によるメリットがどれくらいあるかも重要です。

 

それでは税理士へ確定申告の依頼をするメリットについて見てみましょう👀

 

まずはなんといっても確定申告という煩わしさを回避できるというのは大きいでしょう。

 

なぜなら確定申告においては所得税を正しく計算する専門的な知識がある程度必要なため、自分で計算した際にミスをしてしまうと正しい申告ができません。

 

このように確定申告においては計算ミスをしてしまうと、場合によっては税務署から指摘を受け、計算をしなおした上で納税の必要があった未納税分に関しては「追徴課税」といって、ペナルティ課税されてしまうという可能性もあるのです。

 

その分、税理士に申告依頼をしておけば、仮に税務署からの指摘があった場合にでも申告内容の根拠を税理士が自ら説明してくれることになるので安心です。

 

さらには確定申告をすることによって税金がお得になるケースは複数存在しますが、これに気づかずに自分で申告してしまうと節約できるはずの税金が節約できない可能性もあるため、これらを見逃さないためにも依頼税理士と申告年度の収入、支出を相談しながら依頼できるというメリットはあるかもしれません。

 

このように、数万円払う価値もあるほどの内容を網羅していますが、注意点もあります。

 

それは、税理士に任せることが癖になることによって資金管理などに対する意識が希薄になるということです。

 

基本的に自分が年間で使う費用や収入管理は自分でしておくほうが良いのは間違いないですが、税理士にお願いすることによって「税理士が把握するからいいや」と資金に関することに意識が薄れてしまうということはあるでしょう。

 

数少ないですが、中には資金管理を任せていた人がどこかへ消えてしまったなどの事件もあるため、長い目で見れば自分で資金管理や確定申告などの手続きはできた方が良いと思います。

 

今年はすでに確定申告時期になりましたので、現時点確定申告について詳しくない場合は税理士へお任せすることを勧めますが、来年以降は自分でもできるように今から少しずつ勉強するようにもしましょう🙆🏼‍♂️