大学進学から卒業まで。#お金の話
どうもガブリです。
子供が幼稚園から大学までにかかる教育費の総額は1,000万円〜2,000万円と結構な金額です。
ちなみに1,000万円ほどの差額があるのは国立、公立であるか、私立であるかなどで金額がだいぶ異なるからでありますが、それにしても高額であることは確かです。
実際に教育資金は「家を買うお金」や「老後のお金」などと並んで、お金がかかることのテーマとして議論されることも多く、大学の進学についてはお金がないからという理由で進学を諦めてしまう方も一定数います。
働きながら通学をする生徒もいますが、仮に親御さんが子のために大学資金を用意するとしたらどのようなことに意識すれば良いのか、今日はそれらのことについて書いていこうと思います🖋
まずは国立大学へ進学した場合にかかるお金について見てみましょう👀
文部科学省が発表する「国公私立大学の授業料等の推移」での「国立大学」に関しては学費は国が標準額を定めていて、平成17年以降、初年度の入学料は28万2,000円、授業料が53万5,800円と決まっています。
つまり両方を足した81万7,800円が初年度にかかる費用であり、以降は授業料のみとなるので、4年間でかかる費用は合計で2,425,200円となります。
同発表では平成29年度の入学が最終調査年度になっていますが、「公立大学」では平均として、初年度の入学料は394,225円(地域外からの入学者の平均)、授業料が538,294円となっているので、これらの条件では平均として4年間でかかる費用は合計で2,547,401円となります。
次に同発表では平成28年度の入学が最終調査年度になっていますが、「私立大学」では平均として、初年度の入学料は253,461円(地域外からの入学者の平均)、授業料が877,735円となっているので、これらの条件では平均として4年間でかかる費用は合計で3,764,401円となり、やはり中でも高額となっています。
さらに、私立の中でもどの学部を選択するかで大きく変わっており、年間授業料で最も高いのが「歯学部」で322万5,206円、2位が「医学部」で266万7,583円と理系が続き、逆に最も安いのは「神・仏教学部」で73万658円、ついで「社会福祉学部」が74万8,868円で文系が続いてるのです。
つまり文系は割と安く、理系に進学させようと思えばそれなりに費用がかかるということがわかります。
上位の理系学部に関しては働いて学費を稼ぎながら通学できるような金額ではないので、やはり親御さんが事前に計画して通学させるしかないでしょう。
そのためにはお子さんが小さい頃から学費全体としてかかる費用を把握するべきであり、そのためにはどのようにしてその資金を用意するかを考えなければなりません。
貯蓄、積み立てを基本としつつ、投資などを学びことで無理なく資金を増やしていくことも可能なので、FPなどの専門家に話を聞いたり、本を読んだりしつつ日々アンテナを立てるようにしましょう🙆🏼♂️