#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

これからどのくらいを目標にしてお金を貯めれば良いのか。

どうもガブリです。

 

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現代は「お金」について難易度がそれなりに高い時代です。

 

例えば30年前のバブル期の好景気は、定期預金が預けるだけで6%程度の利回りが得られるなんていう時代であり、景気が良い分給与も良いので、稼いだお金を定期預金に回せばそれだけで資産運用としてそれなりのパフォーマンスになるようなこともありました。

 

しかし現在では新型コロナウィルスの影響で経済は下火になっており、総務省労働力調査によれば、今年9月の完全失業率は3.0%で、8月と同率であり、3年3ヶ月ぶりに3%台に上昇しています。

 

この中には自ら転職を試みたという方も含みますが、その多くは勤め先や事業の都合による離職とのことです。

 

さらにそれとは別に大手が順に終身雇用を止めることなどを発表しています。

 

つまり長期的に安定感のある収入を得ることすら難しいことに加え、定期預金の利率は現在平均0.003%程度で、少ない収入を定期預金に預けたところでほとんど増えません。

 

そのため投資に意識を向ける社会人が増えてきたところではありますが、まずは預金をある一定貯めるまでは投資を十分に行うこともできないので、現在の貯蓄事情を見てみながら参考にしてみましょう👀

 

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将来的にいくら必要かを考えて逆算するとなるとある程度年齢がいっている人たちの貯蓄額も参考になると思います。

 

そこで、現在の50代の貯蓄はどのくらいなのでしょうか?

 

50代といえば、マイホームをすでに購入していたり、子供が産まれて教育費などにもお金がかかっている時期かもしれません。

 

ただ、それに伴って収入も上がっているとすれば、貯蓄はどうかというと、

 

ある調べでは、

・貯蓄額平均1,194万円

となっており、実態に近いであろう“中央値“では600万円となっています。

 

さらに、借入金があるかという調査については、半数以上が「ある」と答え、借り入れがある世帯の借入金の残高は平均で1,210万円となるものの、こちらも実態に近いであろう中央値では1,000万円となっており、貯蓄よりも借入残高の方が多いという結果になりました。

 

やはりマイホームの購入や教育費にはそれなりのお金がかかるので、現在独身で若い方なんかはこれらの実態を想定して今からできることを考えていた方が良さそうです。

 

これらを前提とすると、50代では借り入れがない状態で600万円ほどの貯蓄があるのなら現代でも決して低水準とは言えないでしょう。

 

そのためには今からどのようなことに取り組めば良いのか。

 

答えは決まっています。

 

①給与などの収入を上げる

②投資などで資産を増やす

③節約をして支出を減らす

 

です。

 

皆さんにとってこの中で一番簡単かつ、現実的に資産を形成する方法はどれに重点を置くと現実的でしょうか?

 

個人的に一番大事だと思っているのは、まずは①です。

 

いろんな方達とお話しさせてもらっていると、給与を増やすという①が一番難しいと考えている方が非常に多いですが、お金が流れ込んでくる市場や、自分がとるべきポジションなどは今やインターネットを使っても簡単に調べることができます。

 

転職を怖がる人が多い中、終身雇用が約束されない現代では柔軟に働ける人材こそ重宝され、「転職を続ける」と聞けば「収入が不安定」と想起されることが多かったものの、これからは転職を続けられる(転職の際には自分の技術等をもとに収入を上げていくのが前提)技術を持つ人こそ安定につながります。

 

その上で無駄な浪費はせず、大きなリスクを取りすぎない程度のリターンが見込める投資に挑戦することによって資産運用は一番安定的な状況に転換できます。

 

これからのライフステージを考える上で是非参考にしてみてください🙆🏼‍♂️