年金受給額、計算してみよ。(後編)
どうもガブリです。
昨日に引き続き、年齢別の貯蓄額から見てみようと思います💡
まず、20代30代は自己投資の時期とも言われていて、積極的に貯蓄をするよりも、自己投資をした方が生涯賃金が変わるとも言われています。(本を読む習慣がある人やVIPな経験を少し無理してでも体感したことのある人の方が出世しやすいというデータもあるため。)
さらに貯蓄額を表す指標として「平均値」と「中央値」があります。
平均値の場合は集団内のデータを足し合わせて人数で割った数になるため、多額の貯蓄がある人も含めると数値が上がる傾向にあります。
そのため、集団内のデータを並べて真ん中に位置する中央値の方が実態に近いとも言われているため、そこも気にしてみてみることにしましょう。
まず40代から。
平均値は694万円。中央値は365万円。
次に50代。
平均値は1,194万円。中央値は600万円。
次に60代。
平均値は1,635万円。中央値は650万円。
イメージと比べていかがでしょうか?
昨日書いた、年金受給額の満額を想定した月の約28万円を前提として、余裕のある生活に必要な約36万円との差額を考えると8万円ほどの差があるので、60代で退職した際の中央値650万円が貯蓄としてあることを考えると、7年も持たずになくなってしまう計算となります。
上記計算では年金受給額の想定が割と高いため、人によってはもう少しリアルな数字を求める必要もあり、それらを想定した上で老後資金を考える必要があります。
このように色々と考えると今「lDeCo」や「NISA」が人気となっている理由がわかるかと思います。
健康寿命を伸ばして定年を先送りすることも大事ですが、いつ健康状態が悪くなってしまうかもわからないため、早めに備えておくことが大事でしょう。
それにもかかわらず多くの人が年金受給額を把握していなかったら、「どうにかなるだろう」と考えることを先送りしてしまっていることで、実際に定年を迎えた後に苦労している人が多発しています。
まずは昨日今日と書いてあることを見返しつつ、年金受給額を把握し、退職金がある場合はどのくらいもらえるのか、それでも足りない場合にはどのような運用をすることで少しでも安心要素を増やせるのか、このあたりをしっかりイメージして取り組んでいくことをオススメします。
以前書いたNISAなどの記事も載せておくので、参考にしつつ少しでも安心できる老後を迎える用意をしておきましょう🙆🏼♂️