#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

家族をもった時に検討するマイホームの間取りについて。

どうもガブリです。

 

www.amazon.co.jp

 

マイホームを購入しようと思うタイミングの多くは家族ができたからというものが多いですが、奥さんとこれから産まれる子供がいるとして、どれだけの間取りが必要になるでしょうか?

 

マイホームを購入するほとんどは金融機関からのローンを利用したものかと思いますが、その多くは35年ローンなど長年にわたる返済を予定したものです。

 

するとその間にはまた子供が増えることもあり得るかもしれませんし、実際にどれだけの数の部屋があれば良いのかは難しいところです。

 

そこで今日はマイホームを購入する場合の部屋数はどのようなことを基準に悩むべきなのかなどについて書いていきたいと思います🖋

 

f:id:GABURI:20210809213142j:image

 

一昔前は余分に部屋を用意しておくといった感じで、広いお家を購入するというのがステータスであったりもしましたが、昨今ではミニマルであるべきとの考え方も浸透し、子供部屋を余計に用意しないというケースも増えています。

 

なぜそのような傾向に変わっているのでしょうか。

 

それは家を大きくしてしまうことによるデメリットもそれなりに大きいからです。

 

その最もは子供が産まれることで部屋をそれぞれに個室として与える想定でいくと、それぞれが独立して家庭を持つようになったりした場合に部屋がかなり余ってしまうということです。

 

子供も大学まで育てば遠い大学に行くこともあるかもしれませんし、就職のタイミングでもそのようなことがあるかもしれません。

 

するとそこが使わない部屋となってしまいかねないわけですが、子供が産まれる頃にマイホームを購入したとして、それが35年ローンだとすると子供が大学で一人暮らしを始めた場合にはまだ10年近くのローンが残っています。

 

仮にその後その部屋を有効的に利用できなかった場合、利用していない部屋の金額もローンとして支払っていくことになるので非常にもったいないことになります。

 

とはいえ、子供の個室を用意するということは、学生時代には勉強に集中しやすい環境を与えることができるかもしれませんし、専用の部屋を持たせることでその部屋に関する片付けや模様替えなどの責任を持たせることによる自主性を育むなどの目的を達成できるかもしれません。

 

つまりそれらは家族の考え方次第なわけですが、昨今では先にも書いたようにミニマルが定着している風潮にありますし、子供をあえて親御さんの目の届く場所に居させることで会話を楽しんだり、それぞれが家事を手伝ったりしながら助け合うような生活を求める傾向にあることで部屋数をむやみに増やさないという家庭が増えているのです。

 

しかし、それでも子供が増えれば荷物も増えるのである程度の広さが必要と考える場合には完全個室の部屋などを設けるのではなく、例えばリビングと隣接していて、可動式のスライドドアを開ければ1室になるような作りのもの選ぶなどすることで家の自由度が上がります。

 

とにかくマイホームを購入するときは「今欲しい家」を想定するのでなく、「今後数十年住んでも便利な家」を基準に考えていくとより快適な空間になると思うので、そこらへんは不動産業者と相談などしながらじっくり決めるようにしましょう🙆🏼‍♂️