投資にはポートフォリオの考え方が大事。では不動産では?
どうもガブリです。
投資ではポートフォリオと呼ばれる、資産分配率が非常に大事になってきます。
それは不動産投資においてもそれは同様で、「1件買ったら安泰!」なんてことはありません。
そこで複数物件に投資することによって分散投資が可能となる不動産投資において、安定性と利益性を両立させるためにはどうすれば良いのか。
そこで今日は、不動産投資におけるポートフォリオの考え方などについて書いていきたいと思います🖋
では早速、不動産投資における分散投資で気をつけなければならないことは、以下の点です。
①エリア
②物件種別
③築年数
エリアに関しては分散投資するにあたって一番大きなポイントとなってきます。
仮に分散投資をしようと考え、同じエリアに複数物件を購入した場合、エリアにかかわる環境変動をどの物件もダイレクトに受けてしまうというのは、悪影響も受ける可能性があることを考えると危険です。
そのため、都道府県を分けるなどして特定の環境変動が全ての物件に作用しないようにすることはリスク分散において大事なポイントです。
次に物件種別についてですが、ワンルームマンションだけを何件も所有しているよりも、ワンルームやファミリー、一棟アパートなど物件の種別もそれぞれ違った方が、分散率が高まります。
例えばワンルームに住みたいと考えるお客さんの層とファミリータイプに住みたいと考えるお客さんの層はもちろん異なり、お客さんの層が変わるということはそれだけ分散されるものがあるということになります。
それぞれ運用方法も異なるので中上級者向けではありますが、最終的にはこのような分散もできると有効的でしょう。
次に築年数に関してですが、「新築はあんまりなぁ」と考えるゆえに中古物件で複数所有するというまでは良いと思いますが、築年数が似たりよったりになってしまうと、設備などの老朽化がそれぞれの物件から一気に押し寄せてくる可能性があります。
そのため、築10年と築20年など築年数を離すことによって得られる分散もあるので、是非意識してみるようにしましょう。
また、ポートフォリオの安定性を上げるための要素として、以下のような要素が考えられます。
①利回りが低くても安定稼働が期待できる物件の選定
②修繕費リスクが低い物件の選定
③価格下落リスクが低い物件の選定
といったものです。
このあたりは物件を見る目を高めないといけないため、1件目からこれらの事項を確実に実現することは難しいですが、上記に挙げた「エリア」「築年数」などにこだわることができれば、必然的にこれらについても意識することになるでしょう。
そしてこれらは自分が所有している期間において大きく影響を及ぼすものではありますが、最終的には所有し続けるだけでなく、売却も考えるのが不動産投資のもう一つの側面です。
つまり売却益を上げるためには長い目で見て資産価値の下がらない物件を選ぶべきですが、これについて絶対的な指標はないため、まずは「東京は人口が減らないだろう」など自分の考えを確立し、それに沿って投資対象を決定するのも大事なことです。
なかなか簡単なことではありませんが、これらポートフォリオの考え方を駆使することでより投資効率性を上げることもできるため、是非考えるようにしてみましょう🙆🏼♂️