関東、関西の一戸建ての価格の推移を見てみよう。
どうもガブリです。
ここ3日間は不動産を購入するにあたって、不動産の価格が過去にどのような推移で流れているのかなどを見ることで、今後の不動産購入検討にヒントを得ていこうという趣旨で書いていっています。
昨日までは不動産の価格はどのような指標で確認すれば良いのかや、全国の土地価格の推移、そして大きく関東、関西に分けてマンションの価格がどのように推移しているのかなどについて書いていきました。
そこで今日はその続きとして一戸建ての価格推移についてなど書いていきたいと思います🖋
では早速、直近1年間における、南関東圏の戸建て住宅の価格推移を見てみましょう👀
2021年1月 102.5 前月比変化なし
2021年2月 103.5 前月比0.9%UP
2021年3月 104.0 前月比0.5%UP
2021年4月 103.6 前月比0.5%DOWN
2021年5月 104.5 前月比0.9%UP
2021年6月 106.3 前月比1.8%UP
2021年7月 110.7 前月比4.1%UP
2021年8月 108.3 前月比2.2%DOWN
2021年9月 109.9 前月比1.5%UP
2021年10月 109.7 前月比0.2%DOWN
2021年11月 110.6 前月比0.8%UP
2021年12月 108.8 前月比1.6%DOWN
といった結果になっており、南関東の戸建て住宅価格は1月から見ると、102.5から108.8と増加傾向にはあるものの、マンション価格に比べると増加率は低いといった結果となっています。
しかし戸建て住宅を関東圏に購入希望の人にとっては、緩やかな上昇傾向にある市場というのはある程度安心して購入検討を進められる理由になるのではないでしょうか。
次に名古屋圏の直近1年間における戸建て住宅の価格推移を見てみましょう。
2021年1月 105.5 前月比0.4%UP
2021年2月 104.9 前月比0.6%DOWN
2021年3月 107.7 前月比2.7%UP
2021年4月 107.9 前月比0.2%UP
2021年5月 106.6 前月比1.2%DOWN
2021年6月 106.9 前月比0.3%UP
2021年7月 107.2 前月比0.3%UP
2021年8月 109.8 前月比2.5%UP
2021年9月 107.2 前月比2.4%DOWN
2021年10月 108.9 前月比1.5%UP
2021年11月 110.1 前月比1.1%UP
2021年12月 106.5 前月比3.2%DOWN
といった結果となっており、1月から見ると、105.5から106.5とほとんど上昇は見られません。
基本的には上昇していることの方が多いですが、9月、12月と大きなマイナスを生んだ結果、1年間としては微増ということになりました。
しかし名古屋圏のマンション価格に比べると価格推移は安定しているといえます。
ちなみに新築か中古かによっても結果は変わってきますが、新築においては首都圏の新築マンションを見てみると、1平方メートル単価で確認することで前年同月比15.5%UPと大幅上昇していることがわかります。
ただ、地域別に見てみると、東京都下、神奈川はマイナスとなっていて、埼玉県と千葉県では前年同月比20%超の大幅上昇となっていることが確認できます。
東京23区に関しては前年同月比で30.3%の上昇なので、やはりまだまだ23区内は需要が高いことがわかりますね。
一方、中古マンションでは1平方メートル単価で確認すると、約2年間ほど前年同期比を上回るほど価格は上昇しています。
また、価格とは別に制約件数を見てみると、地域別では、横浜、川崎が前年同期比で19.6%下落しており、千葉県、東京都区部も約14〜15%ほど下落。
ただ、1平方メートル単価でのは埼玉県では13.3%の上昇、千葉県も9.3%の上昇、東京都区部は9.1%、横浜、川崎では8.9%の上昇と、価格に関してはどこも上昇している地域が多い印象です。
2022年に入って半年経とうとしている今でも不動産価格は堅調に推移しているので、これから購入検討している人は、自身の年収に対して購入できる価格のうちに購入するのが良いかもしれません。
今後の価格の上昇によっては、金融機関が決める年収に対しての融資枠が有効的に使えなくなってしまうため、遅かれ早かれ不動産を購入したいと考えている人は今しっかり考えるようにしましょう。
つまり不動産購入を決定する要因としては「優良物件であるか」というのも非常に大事ですが、「買えるうちに買えるのか」も同じように大事なので、このように指標を見てジャッジできるようにもしておきましょう🙆🏼♂️