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不動産投資で収益を上げるには。(前編)

どうもガブリです。

 

不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon

 

不動産投資というものに対するイメージは人それぞれ違い、最初のイメージと違うために不動産投資を断念する人もいれば、徐々に順応して不動産投資を始めるという人もいます。

 

多くの人は「不動産投資は儲かる!」と単純に想像していたりして、どのように収益を上げていくのか具体的にイメージしていない人も多いので、そのあたりはきちんと理解する必要があるかと思います。

 

そこで今日は、不動産投資はどのようにして収益を上げていくのかなどについて書いていきたいと思います🖋

 

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不動産投資の中でも人気があるのが「マンション投資」。

 

一軒家よりも管理がしやすかったりすることで人気なのですが、マンション投資にも大きく分けて2つの種類が存在します。

 

それが「区分所有」か「一棟所有」かというものです。

 

区分マンションは、マンションを1室単位で購入して第三者に賃貸するというもので以下のようなメリットがあります。

 

・価格帯が現実的であるため、不動産投資の中ではハードルが低い

・空室が出たり、地震や火災などの災害によって賃貸需要が得られなくなっても損失が限定的である

・区分マンションでは、建物を管理する管理組合が主体となって管理費や修繕積立金を管理してくれるため、オーナーの手間が少ない

・売却する際にも価格帯的に融資を利用すれば多くの人が購入できる金額であるため、売却しやすい

 

といったものです。

 

次に一棟マンションは、マンションを一棟まるごと購入し、各部屋を第三者に賃貸するというもので以下のようなメリットがあります。

 

・担保評価が高く、金融機関からすると安心して融資が検討できるため、融資を受けやすい

・外観や共有設備などを自由に変更できるので、入居者の満足度を高めやすい

・区分マンションに比べると収益性が高い

 

といったものです。

 

不動産投資をこれから始めようとする方は小さく始められる区分マンションがオススメではありますが、すでに土地を持っていたり、資産に余裕がある場合には一棟マンションも良いかもしれません。

 

ちなみに去年国税庁が発表した「申告所得税標本調査」によると、2019年の不動産所得者の平均所得金額は約521万円とのことで、いわゆる事業者所得者の平均額よりも多いということがわかります。

 

ではそれに対してどのような支出があるのか。

 

一般的にはマンション経営の支出は家賃収入の約2割と言われています。

 

具体的な項目としては、

・固定資産税、都市計画税

・管理費、修繕積立金

・管理委託料

・退去時修繕費

・仲介手数料

 

などがあります。

 

そして得られる収益から支払うべき支出を計算するものとして「利回り計算」というものがあるのですが、それを利用することで収益の目安を把握することができます。

 

が、とりあえず今日はここまで。

 

続きは明日書いていきたいと思います🙆🏼‍♂️