#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

不動産投資における「イールドギャップ」という指標。

どうもガブリです。

 

不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon

 

年収も500万円を超えれば平均年収よりも高所得ということになりますが、実際にそのくらいの年収から不動産投資を検討する方が増えていきます。

 

「不動産投資は手間がかからない」など言われることがありますが、やはりお金を運用するという意味では、ある程度専門的な知識を持っていないと柔軟に対応できないということもあるので注意が必要です。

 

そこで今日は、不動産投資の中でも度々指標として用いられることの多い「イールドギャップ」という指標について書いていきたいと思います🖋

 

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不動産投資を始める際には物件選定がまず第一に大事なポイントになってきますが、物件選定においては物件購入後に適切なキャッシュフローが維持できるのかが一つの重要項目になってきます。

 

そしてその適切なキャッシュフローが得られるのかをわかりやすく表す指標の一つがイールドギャップであり、これを覚えておくと不動産投資における物件選定において活躍します。

 

また、イールドギャップを導き出すためには「利回り」について知っておくあるのですが、利回りとは投資効率を表す最もポピュラーな指標であり、パーセンテージで表すのですが、簡単にいうと年間利回りが100%である場合は投資元金を1年間で回収できるということになるのです。

 

では早速利回りの計算式について見てみましょう👀

 

・表面利回り=(年間家賃収入÷物件価格)×100

 

という計算式になります。

 

つまり毎月10万円の家賃収入がある物件は年間で120万円の家賃収入となるので、さらに物件価格が2,500万円だとすると、「4.8%」が表面利回りということになります。

 

そしてここからさらに計算を進めることでイールドギャップを知ることができます。

 

計算は以下の通りです。

 

・イールドギャップ=投資利回り−長期のローン金利

 

という計算式になります。

 

つまり上記で計算した表面利回りを使用して、金融機関からの借入金利が2%だとする場合のイールドギャップを計算してみると、、、

 

表面利回り4.8%−借入金利2%=2.8%という結果になります。

 

これが何を表すかというと、イールドギャップが高いほど投資利回りがローン金利を上回っているため「投資効率が良い」と判断することができます。

 

つまり、利回りが高く、借入金利が低いほどイールドギャップは良い結果となるのです。

 

また、イールドギャップだけに限りませんが、このような指標は他の指標と組み合わせることでよりたくさんの情報が把握できるということもあるため、一つ一つ色んな指標を知ることで投資効率をどんどん上げていくことができるかもしれません。

 

是非皆さんも少しずつ覚えていくようにしましょう🙆🏼‍♂️