必要な老後資産を知ろう。
どうもガブリです。
2020年から感染拡大となった新型コロナウィルスは現在オミクロン株として蔓延しています。
過去最多の感染者数が更新されていく中、皆さんの働き環境は変わっていっているのではないでしょうか。
在宅ワークも主流になり、交通費の支給がなくなったなんて方もいると思いますが、実は交通費がなくなると将来の年金受給額にも影響が出てくることを知っていますか?
2019年には老後資金が2,000万円足りないと政府から発表され、その上で将来の年金額が減ってしまうような状況になってしまったら不安は募る一方です。
とは言ってもほとんどの方がその対策を知らず、ほとんどの方が的を得た対策をしていないのが現状で、「とりあえず貯金をしている」なんて人や「保険に加入して将来の積み立てにしている」という人が多いのではないかと思います。
しかしそれが果たして自分の将来に対して十分なものになっているのか。
そこで今日は、実際に老後を迎えた方達がどのくらい貯蓄をしていて、どのくらい足りないと感じているのかなどを書いていきたいと思います🖋
では早速、内閣府が発表した「令和元年度 高齢者の経済生活に関する調査結果」を見てみましょう👀
60歳以降の貯蓄額をまとめたもので、年代別で以下のようになります。
貯蓄総額100万円未満 10.8%
貯蓄総額100万円〜500万円 18.8%
貯蓄総額500万円〜1,000万円未満 12.1%
貯蓄総額1,000万円〜2,000万円未満 11.20%
貯蓄総額2,000万円以上 15.60%
貯蓄なし 8.3%
不明・無回答 23.10%
となっています。
無回答の人なんかが2割ほどいますが、100万円〜500万円の層が最も多いようです。
一方で貯蓄総額が1,000万円を超えているという人も26.8%いるということで、高齢者の4人に1人が1,000万円以上の貯蓄を保有しているということがわかります。
つまり人によって蓄えている資産に大きな違いがあり、これらを見る限りではどのくらいの貯蓄額を持っていれば十分なのかは判断できません。
では貯蓄額の他に、世の高齢者はこれからの未来にどれだけの貯蓄があれば良いと考えているかについても見てみましょう。
これからの生活に必要な貯蓄額100万円未満 2.2%
これからの生活に必要な貯蓄額100万円〜500万円 9.3%
これからの生活に必要な貯蓄額500万円〜1,000万円未満 17.5%
これからの生活に必要な貯蓄額1,000万円〜2,000万円未満 23.8%
これからの生活に必要な貯蓄額2,000万円以上 33.7%
不明・無回答 13.5%
という結果になっています。
高齢者の半数以上が1,000万円以上は必要と考えており、2,000万円以上と答えた人も3割以上います。
これらを見ると、実際の貯蓄額と必要な資金にはギャップがあることがわかり、老後資金は不足しがちなことが見てとれます。
そのため、現在現役世代の人はやはり1,000万円〜2,000万円以上の貯蓄を備えるべく、逆算して資産形成をしなければならないというのは「老後2,000万円問題」と照らし合わせてもあながち間違っていないともとれるので、やはり何かしら資産形成に取り組む必要はあるでしょう。
まずは現在の資産状況を把握し、その方法がわからない場合などはファイナンシャルプランナーなどを頼りにすると数字かしてくれたりもするので、自分の将来についてもきちんと目を向けていくようにしましょう🙆🏼♂️