投資の「リターン」について理解しよう!
どうもガブリです。
投資を始める人が増えている昨今ですが、その理由として証券口座の開設が容易になっていたり、インターネットによって取引ができるようになっていたりすることが大きく貢献していると言えます。
さらに投資方法などについてもインターネットによって簡単に得られるようになったため敷居が低くなっているということもあり、これからも投資人口は増えていく傾向にあるでしょう。
とはいえインターネットによる情報は多くの人が自由に記事を書ける場所でもあるのでその信頼度は記事によって都度異なるかと思います。
投資は自分のお金を他人に託すということでもあるので、自分が持っている情報やその方法が確かでないと大きな損失をこうむってしまうこともあり、注意が必要です。
そこで今日は、投資を行う上で大事な指標となる「リターン」について書いていきたいと思います🖋
投資のリターンについてイメージしたときに「投資したお金が倍に増えた!」とか「資産総額が1億円を突破した!」など大きな儲けを想像する人が少なくないかと思います。
しかし、「投資1年目は資産が倍になったけど2年目はそこから40%減って、3年目はそこから80%増えた!」などというジェットコースターのような投資方法ではいずれ資産も消えてしまいます。
つまり投資をするからにはリターンをきっちり求めはするものの、その度合いを間違えると破綻してしまうのです。
さらにリターンを数字に表したときに苦手意識を持ってしまう人がいますが、投資をするからには数字に強くならなくてはなりません。
例えば100万円を投資元本とした場合、以下のようなリターンを繰り返したとしましょう。
初年度:プラス80%
2年目:マイナス50%
3年目:プラス80%
4年目:マイナス50%
5年目:プラス80%
6年目:マイナス50%
と続いたとします。
増える時には80%も増やせているのにも関わらず減る時は50%しか減らさないように運用できていますが、最終的に資産はどのようになっているでしょうか。
ここで数字に弱い人は「ちょっと増えている」と思ってしまうことがありますが、実際には729,000円まで減っているのです。
なぜでしょうか。
もう少し噛み砕いて見てみると、100万円をベースにした場合、そこから50%資産が減ったとしたら50万円になりますよね?
ではその後50%資産を増やしたらどうでしょう?
なんとなく資産が100万円に戻る気がしてしまいますが、資産が減った後の50万円に対しての50%は25万円なので、最終的に75万円までしか資産は戻りません。
つまりリターンをパーセンテージで考えた場合、減った分と同じパーセンテージを儲けたとしても資産は元通りにならないということを理解しなければなりません。
そのためマイナスをカバーするためにはより大きなリターンが必要となるので、マイナスをどこまで抑えることができるかが投資においての大事なポイントになってくるということです。
リスクを取るほど儲かる可能性は引き上がりますが、一度減った資産は簡単には増やせないということをしっかりと理解して投資に挑むようにしましょう🙆🏼♂️