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マンション投資で選ぶ、高層か低層か問題。(前編)

どうもガブリです。

 

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マンション投資を始める際にはその物件の立地などが気になるのはもちろん、階層も何階くらいが良いのかなど細かいところが気になる方も多いようです。

 

そこで今日はマンション投資において高層マンションと低層マンションでは需要に対してなど、どのような特徴があるのかについて前編を書いていきたいと思います🖋

 

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高層マンション低層マンションといっても、明確な定義がそれぞれにあるわけではないので、ここでいう高層マンションとはおおよそ6階以上の建物とし、低層マンションは2〜3階建てとします。

 

さらにワンルームマンション投資を検討している人も多いと思いますが、今回は土地に対して建築したり、1棟まるごとあることを前提で規模の違いから生まれる特徴を見てみましょう👀

 

ではまず高層マンションについて。

 

高層マンションはなんといっても戸数が多いということがあります。

 

例えば各階に5部屋あるマンションが10階建てであれば50戸あることになるので、投資としてはそれだけ家賃収入を得られる戸数が多いというのと、戸数が多いことで多くの世帯から修繕積立金等を回収できるので、維持管理費などが安く済むこともあります。

 

さらに高層マンションは駅近など人が集まりやすい場所に建設されることが多いので、資産価値が下がりにくいというのも特徴です。

 

また、ワンルームマンションを選ぶ人にも参考になるのが、高い階層の部屋の場合、眺望が良いということや地上から遠くなることで騒音などからも解放されるといった特徴もあり、それらを快適に感じる人への需要は高層階の方がメリットとなります。

 

一方、戸数が多いことで規模は大きくなるので、資産価値が高いというは購入価格そのものも高い傾向にあります。

 

上記では戸数が多いことによって家賃収入を得られる戸数が多いと書きましたが、金融機関から融資を受けて購入する場合なんかもそれに合わせてローンの返済額も高くなるので、事前のシミュレーションをしっかりしておく必要があるでしょう。

 

また、共用施設が多いと管理費が高くなる傾向にあり、入居者の利便性を上げるとランニングコストが高くなるという点ではどのへんでバランスを取るかという感覚が大事になってきます。

 

これらのバランス感覚がないと、戸数が多い割には入居数が低くランニングコストが嵩んでしまうということもあり得るので注意が必要です。

 

ちなみに高層マンションにおいて見落とされがちな特徴としては、災害リスクが高いということです。

 

火事や地震における被害規模が大きくなりがちというのもそうですが、高層マンションの場合はエレベーターがあるので、地震などで電気系統がショートするとエレベーターが使えなくなることもあって、エレベーターに閉じ込められる人がいたり、高齢者などは高層階から避難できなくなったりということがあり得ます。

 

これらを懸念する人の場合は高層マンションを避ける傾向にあるので、需要リサーチをする時にはこのような細かい点も見逃さないようにしましょう。

 

高層マンションに関するポイントは今日はここまで。

 

明日はその続きとして低層マンションについて書いていきたいと思います🙆🏼‍♂️