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不動産投資、空室がうまりにくい時どうする?

どうもガブリです。

 

不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon

 

不動産投資を無事始めることができた場合、しばらくは安定した賃料収入によって安心した投資が続くかと思いますが、いつかは入居者が退去して賃料収入が途絶えるタイミングがあるかと思います。

 

しかし賃貸需要は年間でも入りやすい時期と入りにくい時期とがあり、7月〜8月の夏の時期と11月〜12月の時期は“閑散期”といって賃貸需要が減少する時期だったりします。

 

入居者が退去するタイミングがこのような時期だった場合、なおさら募集が難しくなるわけですが、そんな中でも募集せざるを得ないことはあるでしょう。

 

そこで今日は、どのような時期でも需要獲得するためのポイントなどについて書いていきたいと思います🖋

 

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特に入居率の低い時期では、数少ない入居者の要望をできる限りキャッチする必要があります。

 

そのため、その物件のあるエリア特有の需要を探ったり、入居者からの要望に柔軟に対応すると良いでしょう。

 

エリア特有の需要に関してはそのエリアだからこそのポイントをまずは把握することです。

 

例えば大企業が近くにあるなどの場合、閑散時期などでも部署移動によって入居需要が舞い込んでくる可能性があるので、会社員の人が住むという前提でインターネット環境を充実させたり、リモートワークのしやすい環境を充実させたりしてあると入居確率を高められたりします。

 

また、中級者向けの方法でいうと、募集をお願いしている不動産仲介業者に募集を強化することをお願いするというものです。

 

入居者のほとんどは賃貸物件を探す際に不動産屋へ行って、不動産屋が入居予定者の要望を前提としつつ数件の物件を紹介することで成約につながります。

 

つまり、不動産屋が紹介してくれる回数が多いほど入居の可能性が高まるので、それによって入居率は大きく変わってくるのです。

 

さらに閑散期は仲介業者も業務的に時間に余裕があることも多いので、需要のポイントなど教えてくれることもあったりして、お願いしやすいタイミングであることもあるでしょう。

 

逆に1月〜3月の繁忙期では仲介業者もすごく忙しいので、あまり相手にしてもらえないという可能性があります。

 

また、具体的な仲介業者への掛け合い方の方法の一つとしてよくあるのは【AD】と呼ばれる広告料をいつもより少し多く支払うというものです。

 

仲介業者は入居希望者へ物件を紹介し成約を得られると、家賃の1ヶ月分などを広告料としてオーナーから受け取る習慣があります。

 

この報酬ともなる広告料を増やすことで不動産業者も頑張る理由となり、物件成約が決まりやすくなるということがあるのです。

 

後は例えば周辺の家賃相場が5万円だったとする場合、5万円を超える賃料に設定していると、入居者が希望する賃料にヒットしない可能性が高くなるため、49,000円などにすると「家賃5万円以下の物件を探しています」という入居希望者にもヒットするようになります。

 

なるべく家賃は下げたくないものですが、無理のない範囲で調整することによって、空室期間を長引かせるよりは傷口が広がらなくて良いということもあるため、次の繁忙期まで無理に待つよりは多少の賃料減額の方が理にかなうと考えれば検討する価値があるでしょう。

 

空室が続くと不安になりますが、戦略を持てば解決するというケースはたくさんあるので、焦らず適切な判断をしていきましょう🙆🏼‍♂️