#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

投資に対する自分個人のリスク許容度を知ろう。

どうもガブリです。

 

不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon

 

資産運用を始めようと思うタイミングは人それぞれなものなので、それによって適切な資産運用方法が変わってくるというのはご存じでしょうか?

 

例えば定年までに2,000万円の現金が欲しいと考えた場合、現在すでに500万円を持っている30代と50代とでは圧倒的に30代の方が有利であり、ある程度ゆっくり時間をかけて資産形成が可能だったりします。

 

さらに定年までに2,000万円欲しいと考える人がいる傍ら、5,000万円欲しいと考える人もいるはずで、その目標によって手段は大きく変わってきます。

 

そこで今日はどれだけのリターンを得るためにどれだけのリスクを許容していくべきなのかなどについて書いていきたいと思います🖋

 

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まず資産運用を検討する際の金融商品には必ず「リターン」と「リスク」が存在し、その2つは相互関係にあるので、「リターンはたくさん欲しいけどリスクは無いものが良い」というような都合の良い商品はありません。

 

つまり、それなりのリターンが欲しいということであればそれなりのリスクを許容するしかなく、このバランスを考えることが資産運用においては大事なポイントなのです。

 

求めるリターンに関しては「いつまでにこれくらい儲けたいなー」と漠然と考えることはできるかもしれませんが、リスクに関しては漠然と考えることは危険です。

 

なぜなら毎月の収入があって、そこから生活費等を捻出し、余分となるお金で運用する必要があるので、資産運用によって損失が出てしまったら生活もまともにできないという状況では資産運用そのものが難しいでしょう。

 

つまりどのくらいの金額であればリスクを背負っても大丈夫という観点は考えておく必要があります。

 

ではリスク許容度についてはどのように考えれば良いのでしょう。

 

いくつかポイントがあって、今現在の

・年齢

保有資産

・年収

・今後予測される支出

 

などが具体的なポイントになります。

 

冒頭でも説明したとおり、年齢が若いほど時間をかけて投資することが可能なので、若いほどリスク許容度は高く、つまり若いうちにリスクを人一倍背負って資産運用に励み、仮に損失を出してしまったとしても労働収入によって取り戻すことができるという観点では若い方が投資においては有利です。

 

次に保有資産ですが、若い方が有利といえど、すでに1,000万円持っている50歳と、500万円持っている49歳どちらが有利かと言えば、それは流石に50際の方と考えるでしょう。

 

いくら若さが有利とはいえ、1年の差で500万円も保有資産に違いがあればそれは50際の人の方が有利と言わざるを得ません。

 

次に年収ですが、これも毎年たくさん稼げる人の方が資産運用による損失をすぐに埋め合わせることができるので有利です。

 

このように、資産運用とは別にお金を稼ぐチャンスを持っている方が有利になりがちなのですが、そのアドバンテージを埋める方法として「若さの有効活用」というものがあるのです。

 

若いうちは遊びに夢中だったりして将来のための投資を疎かにしがちですが、そんなことをしているうちに大人になって、さらには人並み程度にしか収入がないとなると、資産運用においてはかなり不利になってしまうのです。

 

とはいえ、何歳以降だったら資産運用を始めても遅いという具体的な年齢はなく、今思いつく限りなるべく早く始めるということが大事なことです。

 

何歳になっても勉強している人の方が事を有利に進められるので、面倒くさがらず色々と調べてみることにしましょう🙆🏼‍♂️