儲けるなら短期投資が良いのか。
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
資産運用から投資に興味を持ち始める方が増えていますが、投資にも大きく分けて種類があります。
それが「短期投資」と「長期投資」です。
どちらが良いかは求める結果によって異なりますが、その性質を理解することで自分にとってはどちらが良いかも判断がつくかもしれません。
そこで今日は短期投資と長期投資について書いていきたいと思います🖋
短期とは短い期間で投資を行うというものですが、ここでいう短期間というのは定義はないものの、おおよそ数日から2〜3ヶ月以内に損益を確定させるような投資のことを言います。
短期投資を行う主な媒体は株式投資やFXなどが多いかと思います。
よく「デイトレード」なんていうワードも聞くことがあるかもしれませんが、これも短期投資の一種で、短期投資の中でも特に短い取引であり、1日で売買を完結させる方法のことをいいます。
ちなみに数日から数週間単位で売買を完結させる投資法は「スイングトレード」と呼びます。
そして次に長期投資についてですが、長期投資においても具体的にどれくらいの期間から長期投資とするというような定義はないものの、数年から数十年単位で売買が完結されるものがほとんどです。
長期投資を行う主な媒体は、株式投資などでも行われることはありますが、不動産投資なんかがよくイメージされるでしょう。
長期投資に関しては最終的に購入した価格よりも高い価格で売却する「キャピタルゲイン」というものを求める一方、保有している間にも収益が得られるように考えられているものがほとんどです。
例えば不動産投資においてもそうですが、最終的な売却益以外にも、保有している間には家賃収入が発生するため、それが収益となります。
このように見てみると、短期投資ではすぐに結果を求める反面、長期投資ではじっくりと結果を求めていく傾向にあるということがわかりますが、一見するとすぐに結果が出る短期投資の方が魅力があるように感じるかもしれません。
しかし、投資難易度でいうと圧倒的に短期投資の方が難易度は高いです。
その理由は、短期的な市場の動きというのは根拠が見つからないものがたくさんあり、その中で利益を出し続けるというのは相当な市場観察力がなければなりません。
例えば今後有望であろう企業を見つけてその株式を購入しても、短期的には大きく株価を下げてくるなんていうシチュエーションはたくさんあります。
さらに、例えば3日間を対象に短期投資をしようと考えた場合、その3日間の間で価格が上昇するのは唯一「2日目の13時台」などと限られていることも多いにありえるため、市場から目を離せないというのも時間的なコストがあると考えられるでしょう。
もちろん短期的に利益を得られるという点においては魅力がありますし、しっかりとルールを持ってすれば大きな損失を抱えずに済むという利点もあるかもしれません。
しかし投資において大事な「ルールを作り、それを実行する」というのも相当な難易度であり、感情で市場を観察してしまう投資初心者には向いていません。
決して短期投資そのものが悪い手法ということはないですが、本当に自分に合っている手法なのかはしっかりと判断して市場と向き合うようにしましょう🙆🏼♂️