#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

マンション経営 vs REIT

どうもガブリです。

 

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不動産投資に興味を持つ多くの方は実際に自身で所有するマンション投資などがスタンダードかと思いますが、その他の選択肢として不動産に関する投資といえばREIT(リート)です。

 

これら投資方法は全く違いますが、中には「マンション投資は高額でリスクに感じるからREITを始めている」と言う人も一定数いて、実際にREITがマンション投資の代わりになるのかは疑問が浮かぶところです。

 

そこで今日はマンション投資とREITの性質の違いなどについて書いていきたいと思います🖋

 

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まずマンション投資といえば、自身の収入などを担保に金融機関へ融資をお願いしたのち、審査が通ればマンションの一室を所有できることになり、それを第三者に賃貸することで賃料収入が得られるという投資モデルです。

 

また、REITについては、不動産投資信託を意味するものですが、ファンドが投資家からお金を集めてマンションや商業ビルなどを売買したり、それによって得られる売買益や保有することで得られる賃料収入を投資家に分配するという仕組みになっています。

 

マンション投資は自身で不動産を購入し所有しますが、REITは自身で不動産を所有することはありません。

 

とはいえ少額から投資ができるREITを検討する気持ちもわかりますが、マンション投資には融資を受けて購入するからこそのメリットも存在するのです。

 

それは「融資を受ける」ということはいわゆる資金調達をするということであり、仮に「REITを始めるので融資してください」といって貸してくれるところは少ないですが、「不動産投資を始めたいので融資してください」ということには多くの場所がそれを許しています。

 

さらに、この高額の借入を怖がる人もいますが、この借入残高には「団体信用生命保険」というものが適応となり、仮に自身が亡くなってしまったりしても借金を遺族に残すことはありません。

 

それだけでなく、借金がゼロになるにもかかわらず資産である不動産そのものは遺族に残せるというのがこの保険の良い効果で、REITであれば先にお金を支払って購入していた分しか相続できませんが、マンション投資の場合は「まだ返済していない分の不動産割合」についてもタダで相続できちゃうのです。(評価額によっては相続税がかかることもあります。)

 

しかもその家に後に自分で住むこともできますし、自由度の高さや保障の幅広さに定評があるのです。

 

どちらが絶対に良いという指標はありませんが、少なからずREITを覚えることでマンション投資を覚えられるというほど近いものではないということは理解が必要であり、それぞれにあるメリットを理解してそれぞれに対して投資判断をすることが大事です。

 

このように投資する最終的な媒体は同じでも投資として性質が違うというものはあるので、気をつけて確認するようにしましょう🙆🏼‍♂️