#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

最近多くなっている横文字用語を押さえておきたい。

どうもガブリです。

 

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ビジネス用語や投資用語など、日常的には使わない言葉だったり、業界によっては使わない用語だったりがたくさんあって、違う業界などの人が聞くと何のことだかさっぱりわからないということがあります。

 

その中でも投資業界ではここ数年で「ESG投資」が流行り始め、それと混同するような用語も次々に出てきています。

 

そこで今日は、まずはESG投資とは何なのかをしっかりと理解するためにESG投資について整理しながら書いていきたいと思います🖋

 

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投資分野において今最も注目されていると言っても良いESG投資については、Environment=環境、Social=社会、Governance=ガバナンスのそれぞれ頭文字を取った用語で、これからの時代で企業が長期的に成長するためにはこれらのことについて気にしないことには難しいとされているものです。

 

環境については、「再生可能エネルギーの使用」「二酸化炭素の排出量削減」「製造工程での廃棄物低減」。

社会については、「サプライヤーの人権問題への配慮」「ダイバーシティワークライフバランス」「個人情報の保護・管理」。

ガバナンスについては、「積極的な情報開示」「取締役会の多様性」「資本効率への高い意識」。

 

というものになっているのですが、今思うと説明の中にも横文字がたくさん。笑

 

せっかくなのでそれぞれについてどういうものなのか見ていきましょう👀

 

環境について書かれている「再生可能エネルギー」とは、太陽光や風力などの自然によるエネルギーを利用して生活することを目指すもので、石油や石炭、天然ガスなどへの依存から解放することで環境を守る考え方です。

 

それによって「二酸化炭素の排出量削減」にもつながることがあって、二酸化炭素の排出量が減ると地球の温暖化などから身を守ることができます。

 

次に「製造工程での廃棄物低減」については、再生不可能な廃棄物を減らすことでリサイクルなどをより一般的にしていく考え方で、それにより持続可能な世界を実現するというものです。

 

社会についての「サプライヤーの人権問題への配慮」は、企業がグローバルな活動を行なっていく中で事業が拡大するにつれて、企業の目が一人一人に届きづらくなっているため、問題となる人権問題についても目を向けていく仕組みを作っていこうという動き。

 

ダイバーシティワークライフバランス」は訳すと、多様性と仕事と生活の調和を表すものになりますが、「多様性」については人はそれぞれに個性があり、その個性によって都合の悪いものを排除するのではなく、それを戦略的に活用することで組織を強くしていこうとしていくもので、「ワークライフバランス」については本当の豊かさを目指す一環で仕事と生活のどちらかを選択するのではなく、そのバランスを良い状態に保っていけるようにしようとするものです。

 

「個人情報の保護・管理」については皆さんのよく知るところで、その文字通り。

 

ガバナンスについての「積極的な情報開示」は、各企業が株主などを筆頭にどのような活動を行なっているのかを積極的に開示し、社会異議のある活動を促していけるようにするもので、「取締役会の多様性」については、女性や外国人や中途採用などの人たちも中核の人材として採用検討するというもの。

 

「資本効率への高い意識」については、企業価値の向上や長期的な成長を目指すために投資の収益性やキャッシュフローの視点を欠かさないようにしようというものです。

 

これら全てを実現することが望ましいとされながらも、企業の規模や体制によっては何を優先的に考えるべきかなどの課題もあるので、それぞれがESGとは何かを意識しつつ、それらの実現に向けて進んでいけると良いと思います。

 

ちなみにESG投資というのは、これらを実現しようとしている企業に向けて投資するということであり、それが今後の成長に実際に求められていることを考えると投資成功率も高いと考えられているのがESG投資です。

 

世の中の変化にアンテナを張るのは投資をするしないに関わらず大切なことなので常に何かしら意識するようにはしましょう🙆🏼‍♂️