米国市場で人気となっている「ロビンフッド」。
どうもガブリです。
皆さん、「ロビンフッド」というのはご存知でしょうか。
そもそもロビンフッドといえば、12〜13世紀の英国の伝説的英雄を思い浮かべますが、今回はそのロビンフッドではなく、米国市場で話題となっているアプリのロビンフッドについて書いていきたいと思います🖋
アプリと聞くと敷居が低く感じますが、要は証券口座を介して売買できる仕組みを提供しているものであり、証券取引手数料がないことをウリとして人気を博しています。
ではなぜ今の時期にロビンフッドが注目を集めているのか。
それは2020年から始まった新型コロナウィルスによる影響で外に出られなくなったことで娯楽が少なくなってしまったのと、政府から支給される給付金があったことなどでお金の使い道が限定されている中でのお金余り起こり、それが投資に向けられたというのが理由として大きいと言えるでしょう。
それによりロビンフッドは2013年に設立された若いプラットフォームでありながら、すでにユーザー数1,300万人を超える勢いを持っており、若年層を中心に急増している状況です。
このような動きがあったことでその他の大手証券会社も手数料の廃止に動いているという影響ぶりで、業界でもその勢いは無視できなくなっています。
特に若年層に人気となっている理由としては、手数料がかからないということに加え、ゲーム的に利用できるユーザー体験が演出されており、一般的に考えられる「投資」という小難しさを極力省いているというのが差別化になっています。
これだけの成長を見せているロビンフッドですが、今のところは未上場会社であり、来年あたりの上場を見越して現在稼働中。
具体的にロビンフッドを利用してどんな感じで投資に参入できるかというと、欲しい個別銘柄を選択したら、「Trade(トレード)」ボタンから「Sell(売却)」、「Buy(購入)」ボタンをタップし、株式数を入力すればほぼ売買が完了します。
取り扱い商品に関しても株式だけでなく、ETFや暗号資産なども取引可能ということで、選択肢も多く、ちゃんと自分の投資スタイルを反映させることもできるのです。
これらをまさに直感的に操作できるという点で、長期的な投資というよりは超短期売買によるゲーム感覚でロビンフッドを楽しんでいるユーザーがたくさん増えています。
しかしこのロビンフッドが提供するシステムは多くの人の投資参入を実現したとして社会的な意義を果たしている点も大いにありますが、その反面、投資はしっかりと考えないと危険な一面もあるため、安易にゲーム感覚で遊びすぎると大きく資産を減少させる可能性があるのはいうまでもありません。
実際にアプリという性質を利用して通知性能も細かく備えつけ、私たちがYouTubeやInstagramやTikTokなどを何気なく1日に何度も開いてしまうように、ロビンフッドユーザーは1日に何度もロビンフッドを開いて売買を行っています。
これらが悪循環となれば資産が増えるどころか借金してでもアプリを楽しみたくなってしまうので注意換気が行われているという一面もあります。
まさに「投資は自己責任」ということが改めてわかりますが、良くも悪くも今投資業界は加熱していると言えるでしょう。
ただ、ロビンフッドは今のところ日本においてサービスの取り扱いを行なっていないので日本のスマホなどでは操作できません。
とはいえ、日本の株式市場は米国株式市場の影響を大いに受けるし、つまりはロビンフッドを利用するユーザーが良くも悪くも日本にも影響を引き起こすので、このようなサービス含め、米国ではどのような投資トレンドになっているのかなどはアンテナを張るようにしましょう🙆🏼♂️