#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

日本人が好きな貯蓄と投資の優位性について。

どうもガブリです。

 

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日本人は世界的にみても貯蓄が好きだといわれることが多くありますが、それを周りに「〇〇万円貯まってるよー!」と発表することはほとんどなく、お金について話すことはあまり好ましいことではないという風潮があります。

 

それによって実際に同年代の人たちがどれくらい貯蓄をしているのかは想像でしか計り知れないことですが、やっぱりある程度の年齢になれば貯蓄についても気になってくるのが実際のところです。

 

しかしここ数年では総務省が行う家計調査などでも世帯ごとの貯蓄は減少傾向にあり、貯蓄好きな日本人も貯蓄すらできない生活を送るしかない状況になってしまっているのも事実です。

 

だからこそ投資なんてもってのほか余裕がないと考える人がたくさんいますが、いくらあれば余裕資金なのかは感覚的なもので判断されがちで、実際には投資をする余裕が客観的にはある人でも貯蓄を続けている人がたくさんいます。

 

そこで今日は、貯蓄と投資にはどのようにお互い優位性を持っているのかなどについて書いていこうと思います🖋

 

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貯蓄の目的の多くは「何かあった時のための資金」や「何かを購入する目的のための資金」などがほとんどであり、とにかく「お金はあったほうが良い」という精神のもとされていることがほとんどであります。

 

その根本にある「お金はあったほうが良い」という精神を優先的に考えるのであれば、貯蓄よりも利率の高い適切な投資の方が優位性があるように感じますが、そんな時に多くの人が考えるのが「投資によってお金がなくなったらどうしよう」という感情であり、この感情に邪魔されることによって人は投資をすることから目を背けるようになってしまうのです。

 

でも、ここで不思議なのは「あまり効率的ではない保険には加入している人が多い」ということで、実際には損得を適切にジャッジしているわけではなく、「皆がやっていることなら安心だし、あまり皆が手を出していないことは不安だからやらない方が賢明」だと安易に考えてしまっているということなのです。

 

例えば貯蓄を金融商品の一つとして考えた場合の優位性としては、「元本が保証されている」ということと「必要な時にすぐに現金として手元に戻すことができる」ということです。

 

その反面、投資に関しては「元本が保証されていない」し、「必要な時にすぐに現金として手元に戻せないかもしれない」というのが不安材料となりますが、では皆さんが加入している積み立ての保険は特性としてどちらに位置するでしょうか?

 

後者の「投資」に分類されます。

 

つまり、「積み立て保険は将来的にお金が増えるらしい」と加入したその保険はまさに投資なのです。

 

でも「保険に入って損して破産した!」とかそんな大袈裟な話は聞いたこともないような気がするし、投資では破産している人が多いから投資の方が危険だ!と考えてしまうかもしれませんが、投資においてもリスクの加減は自分でコントロールできるので、特に危険性において「保険の方が安全」だとする根拠は実はないのです。

 

普通預金の運用率は現在平均0.001%程度であり、運用性はほとんどありません。

 

つまり日本がインフレを目指している今、貯蓄は最も効率の悪い運用方法なのです。

 

これから物価が上昇していくとすれば、ほとんど増えない貯蓄では実質資産は目減りすることになり、堅実に貯めていたつもりが自分の首を絞めることにもなりかねません。

 

もっとも、貯蓄よりも堅実な運用方法があるのにもかかわらず、それを世に広めきれていない金融業界の怠慢とも言えるかもしれませんが、調べれば誰だって貯蓄よりもお得な投資があるということはわかります。

 

簡単な投資信託などから始めてみることで、世の中のルールが少しずつわかってくるものなので、まずは自分の将来のためにも調べてみることから始めましょう🙆🏼‍♂️