#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

絵画投資(昨日の続編)

どうもガブリです。

 

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昨日は絵画が投資にもなるということについて書いていきました。

 

昨日は絵画投資の魅力について記事にしていきましたが、今日はその注意点などについて書いていきたいと思います🖋

 

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絵画が価値を持つ理由として、それが芸術作品として1点ものであるということが大きくあります。

 

すると懸念されるのが偽物も流出してくるということです。

 

絵画などの芸術作品の場合、そのような偽物のことを「贋作(がんさく)」と呼びますが、絵画を見る目がないと、この贋作をつかまされるリスクがあるということがあります。

 

よくテレビ番組の「なんでも鑑定団」でも所有している芸術作品が鑑定してみたら偽物だったなんてことが放送されたりしていますが、作品によっては贋作を作るのは容易であり、ましてやそれを素人が本物だと判断することはほぼ不可能です。

 

しかも場合によっては贋作を本物同様の価格でつかまされてしまうということもあり、素人が芸術作品を購入するのはそれ自体が難易度の高いものだったりします。

 

単純に作品を鑑賞するために本物でなくても安ければ良いという場合は別ですが、絵画投資を前提とした作品の購入の場合は専門家の助言を求めるのがベターでしょう。

 

あと、仮に本物の作品を手に入れることができた場合にも管理が大変というは知らない人が多いかもしれません。

 

絵画はキャンバスに油絵で描かれたものが多かったりしますが、それを変形することなく保管するためには温度や湿度の管理をしたり、直射日光などを避けたりと管理によるコストが結構かかるのも特徴の一つです。

 

株式や不動産であれば第三者に盗られるリスクはほとんどないですが、芸術作品の場合は持ち出しやすいものも多いため、上記のような管理の上、保管する場所に関しても気を使います。

 

さらには株式投資のように保有しているだけで配当などがあるわけではないので、購入した時よりも売却する時の価格が高い場合でなければ投資としては成功できません。

 

それに購入した時よりも売却する時に高くなっている必要があるといえど、そもそも価格の絶対基準がないため、欲しい人が現れた場合にその人がいくら出してでも欲しいのかみたいなものが価格の基準になってしまったりします。

 

これに関しても株式や不動産のように客観的な資産価値が分かりやすく決められていないので、買い手を見つける難しさと、買い手が見つかったとしてもいくらで売却するのが適切なのかを判断するのが絵画投資の難しさです。

 

このような話を聞くと、購入する価格が大きいわりにリスクの高さを感じ、敷居の高さを感じるかもしれません。

 

実際に芸術作品を購入するのはそれだけ難度の高いものですが、気軽に投資するサービスもあります。

 

例えば「STRAYM(ストレイム)」というサービスを利用すると、アート作品を100円から投資することができます。

 

本物の芸術作品であることを専門家がジャッジし、それを複数の個人投資家による出資で絵画を購入したり保管したりすることになり、その作品の価値が上昇した際には、自分の持ち分だけを売却することが可能なので、絵画投資に興味はあるけど敷居が高くてできないという人はこのようなサービスを利用することをオススメします。

 

投資も様々な方法を知ることで選択肢が生まれるので、色々調べて検討してみるようにしましょう🙆🏼‍♂️