#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

お得に不動産購入する方法。

どうもガブリです。

 

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コロナ禍による不景気と言われながらも住宅の売上は堅調です。

 

ただ不動産におけるルールというのはよく変わるもので、不動産を購入する際には「重要事項説明書」などによる説明を受けて購入決断をするものの、毎年といっていいほど細かいルールは変わっていたりします。

 

そのため、例えば「5年前にマイホームを購入したし、賃貸物件を買うけどだいたい同じでしょ」なんて思っていると危険なので注意が必要です。

 

そこで今日は、今年から始まった「グリーン住宅ポイント制度」について書いていこうと思います🖋

 

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その内容は、

・新築住宅の取得で最大100万円(1戸あたり)

・既存住宅の購入で最大45万円(1戸あたり)

・賃貸住宅の新築取得で10万円相当×総戸数

・リフォームで最大60万円相当(1戸あたり)

 

というものになっています。

 

見ての通り、マイホームだけに限らず賃貸住宅の新築購入でも適用ということで、それぞれ要件を満たす必要がありますが、不動産投資を始める人にも有力な情報です。

 

これらの制度は要件を満たすとポイントがもらえるようになっており、そのポイントを利用することでお得になるというものになっているのですが、まずは新築マイホームについて見てみましょう👀

 

新築住宅では、

認定長期優良住宅(住宅を長期に利用するための措置などを講じている住宅)の場合、基本は40万ポイント(1戸あたり)が得られます。

さらに特例として、

・東京都から移住するための住宅

・三世代同居仕様である住宅

・子供3人以上の世帯が取得する住宅

・災害リスクが高い区域から移住するための住宅

 

に該当すると100万ポイント(1戸あたり)が得られます。

 

さらに「認定低炭素建築物(建築物における生活や活動によって発生する二酸化炭素を作成するための措置が講じられている住宅)」や「性能向上計画認定住宅(省エネ基準よりも高い誘導基準を満たしている場合の所轄行政庁の認定を受けている住宅)」、「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)(建物の断熱性能大幅向上と高効率設備導入等により大幅な省エネを実現し、太陽光発電等の創エネにより念願のエネルギー収支をゼロとすることを目指した住宅)」も同様の基準、特例を受けることが可能です。

 

次に賃貸住宅においては、

・建築物省エネ等に基づく住宅トップランナー制度の基準に適合する住宅

・全ての住宅の床面積が40㎡以上の住宅

 

は、10万ポイントを得ることができます。

 

しかし注意点として、この10万ポイントを利用するためには2戸以上の住宅を要することが必要があるのですが、ただ、分譲住宅や所有者の居宅が含まれている建築物、店舗併用の建築物には利用できないので要件のクリアを確認するようにしましょう。

 

このように条件がかなり絞られており、かつわかりづらい内容となっていますが、家を購入しようとした時にこのような仕組みがあるということだけでも知っておけば、その時に確認することでお得になるかもしれないので頭の片隅にでも入れておくと良いでしょう。

 

世の中には公にわかりやすく発表されないお得な情報がたくさんあるので、とにかくアンテナを貼り続けましょう🙆🏼‍♂️