#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

「NISA」から「つみたてNISA」への変更。

どうもガブリです。

 

www.amazon.co.jp

 

開始から7年経った今も口座開設者が増加しているNISAですが、2018年には「つみたてNISA」というサービスも追加で発表され、通常の「NISA」と「つみたてNISA」では制度が違うのですが、どちらか一つを選ぶ必要があるため、悩む人も多いかと思います。

 

さらに、2018年以前にNISA口座を開設した方に関しては後から出てきた「つみたてNISA」に魅力を感じる方もいると思いますが、そんな時は「つみたてNISA」への移行が可能です。

 

そこで今日は「NISA」から「つみたてNISA」へ移行する方法など、それらについて書いていこうと思います🖋

 

f:id:GABURI:20210406035435j:image

 

まずは「NISA」と「つみたてNISA」の違いについて見てみましょう👀

 

・NISA

年間投資枠 120万円

最長非課税期間 5年

最大非課税投資総額 600万円

口座開設期間 2023年まで

 

・つみたてNISA

年間投資枠 40万円

最長非課税期間 20年

最大非課税投資総額 800万円

口座開設期間 2037年まで

 

このような違いがあり、短期投資向けな通常の「NISA」と長期投資向けの「つみたてNISA」という感じです。

 

さらに、「つみたてNISA」にはない通常の「NISA」の特徴としては「ロールオーバー」が存在するということです。

 

ロールオーバーとは、NISA口座は5年間の非課税期間が終了すると課税口座に移行するのですが、ロールオーバーを利用することでさらに5年間非課税口座として運用が可能になるというもので、いわゆる延長制度があります。

 

このような特性を理解した上でどちらを利用するか初めに決めることになりますが、通常のNISA口座を選んだ場合、それ以降「つみたてNISA」へ移行しようとする場合は「年に1回チャンスがある」と覚えておきましょう。

 

というのも、NISA口座にて少しでも投資可能枠を使用してしまうとその年の「つみたてNISA」への移行は不可能で、前年の後半頃には移行の検討をしておく必要があるのです。

 

さらに、移行する場合の金融機関が同じという場合は利用している金融機関に問い合わせして簡単に書類手続き等をするだけなので簡単ですが、もしも金融機関ごと変更するという場合は2つの金融機関で手続きが必要なのでそれぞれのルールを調べる必要がある点も注意しておきましょう。

 

そしてここまでが「NISA」や「つみたてNISA」の一般的な概要ですが、実はこれから先に制度改正があることも決定しているので、少し触れておきましょう。

 

「NISA」に関しては2024年から2028年までの運用が可能ということに決まっており、「つみたてNISA」に関しては2042年まで運用が可能ということで延長制度が決定しました。

 

しかも通常のNISAに関しては2階建構造になることが決まっており、

 

・1階部分 年間20万円の積立のみ。

・2階部分 年間102万円の枠で通常投資、積立投資の両方が可能。

 

という超使いたくなる仕組みになっているのですが、残念なことに既存のNISA口座保有者は1階部分は使えないらしい。(ふざけっ)

 

ということで、同じ「NISA」でもこれだけ仕組みに違いがあるので、それぞれの仕組みを理解し、積極的に投資に挑戦してみてはいかがでしょうか🙆🏼‍♂️