不動産投資を検討する際の金融機関の金利を把握しよう。
どうもガブリです。
不動産投資を始めようと思った場合に、物件の利回りなど気にする人は多いですが、銀行などの金融機関からお金を借りてスタートする場合には、金融機関によって借入金利が異なるので、同じ金額を借りても毎月の返済額は変わってきます。
となれば一番金利の低い金融機関で全ての人が借入をするのではないかと思うかもしれませんが、借入をしようとする人の現在の収入や勤務先などによって「貸す銀行・貸さない銀行」など分かれてきます。
そのため、現在自分が不動産投資を始めようと思った場合、どこの金融機関がお金を貸してくれるのかを把握することも大事なのですが、まずはどのような金融機関を使うとどのくらいの金利なのか知ることも大事です。
中には「既に住宅ローンを組んでマイホームを買ってるし、銀行金利には割と詳しい」と思っている方もいるかもしれませんが、住宅ローンと不動産投資ローンでは同じ金融機関でも金利が違います。
そこで今日は、不動産投資ローンにはどのようなイメージをもてば良いのかなどについて書いていこうと思います🖋
ちなみに上記にも書いた住宅ローンと不動産投資ローンの金利の違いについては、不動産投資ローンの方が金利が高い設定になっています。
さらに審査基準も不動産投資ローンの方が高いです。
理由は住宅ローンは「居住用」であるのに対し、不動産投資ローンはある種「事業」だからです。
住む場所に対してお金を支払っていく住宅ローンは、支払いがストップして家を取られてしまったら住む場所を失うわけですから、皆んな必死に払います。
しかし事業ともとれる不動産投資では事業として失敗する可能性なども考慮して審査基準を厳しくしたり、金利を高くして回収率を高めているのです。
そのために不動産投資における借入金利を知ることが大事ですから、まずは各金融機関の金利相場を見てみましょう👀
メガバンクといえば、「三井住友銀行」「三菱UFJ銀行」「みずほ銀行」「りそな銀行」の4行あたりがそれと呼ばれます。
メガバンクは他に比べて審査が厳しいということで有名ですが、金利は、
・固定金利(10年) 3%超
・変動金利 1〜2%前半
が相場となっています。
・地方銀行
地方銀行はメガバンクに比べて審査も割と許容範囲が広く、おそらく一番不動産投資に力を入れているポジションかと思います。
・固定金利(10年) 1%後半〜3%前半
・変動金利 1%台〜4.5%
が相場となっています。
・信用金庫
地方銀行よりも規模が小さい傾向にある信用金庫。
金利の相場は地方銀行に比べて低かったりしますが、融資する物件のエリアが限られていたりするので、使えるかどうかは要確認です。
・固定金利(10年)
・変動金利 1%半ば〜3%後半
が相場となっています。
・ノンバンク
消費者金融やクレジットカード会社などが運営するノンバンクと呼ばれる金融機関。
審査は通りやすいイメージですが、その代わり金利が高く設定されている傾向にあります。
・固定金利(10年)
・変動金利 2%半ば〜15%
が相場となっています。
一般的にはこのように良し悪しがあったり、審査基準によっては借入したい金融機関を使えないというケースもあります。
不動産投資を始める際には物件選びも非常に大事ですが、金融機関選びも同じくらい大事なので、まずはざっくりとでも把握しておくことにしましょう🙆🏼♂️