マネーリテラシーという概念。
どうもガブリです。
横文字を多用するビジネス用語や投資用語などはたくさんあり、そのような用語を使う人を「意識高い系」とか「気取ったやつ」として揶揄する人もいる大勢います。
もちろんそのような用語が頻出する方が頭が良いというわけでもありませんし、優秀であるとは限りません。
しかし私の経験からして、例えば同業や他の業種の方などと新しいビジネスを始める場合などに行われる会議などでもこれらのような用語が頻出することはあり、それが理解できないことで会議の内容がほとんど理解できぬまま終えているという人を何人か見ており、これはめちゃくちゃもったいないことだなと思っています。
そこで今日はその横文字の一つである「マネーリテラシー」と呼ばれるものについて書いていこうと思います🖋
マネーリテラシーとは、「お金とは」についての学問ともいえるものであり、マネーリテラシーが高いといわれる人であればあるほど、お金の仕組みやその運用方法などをたくさん知っているということになります。
どうすればその「お金とは」についての答えを見出すことができるのか。
するとお金持ちと呼ばれる人たちのマネーリテラシーは総じて高いと言えるのか。
これらの疑問も同時に湧いてくるかもしれませんが、お金持ちであるからといってマネーリテラシーが高いとは一概に言えないのが事実です。
例えばお金を「稼ぐ」ということがものすごく上手な人の場合、一生稼ぐことに苦労しなければお金に困ることなく生活し続けることができるかもしれません。
もちろん稼ぐということが得意だという時点で超優秀ですが、稼ぐことができても「使い方」を知らなかったり「増やし方」を知らないという人ではマネーリテラシーが高いとはいえません。
では、お金に振り回されずにお金を味方につけてより豊かな生活を目指していくためにはどうすれば良いのか。
その答えを見つけるための学問として存在するのがマネーリテラシーを高めるための方法であり、多くの方が潜在的には必要としている理解力の部分です。
ただ「学問」とはいっても、マネーリテラシーを高めるための勉強は義務教育の中ではなかなか行われません。
学校に通う学生の全てが将来的にお金と向き合って労働し、その使い道に頭を働かせることになるのに、学校ではそれを教えてはいないのです。
特に日本という国は「労働収入」というものを美徳としており、投資など汗水垂らさない収入は誇れるものではないという概念を持つ人が諸外国に比べて多いので、マネーリテラシーを高めることそのものを嫌疑的に見てしまう人もいるかもしれません。
しかし上記でも書いた通り、全ての人がお金の使い道や稼ぎ方に頭を使わされるのは事実で、美徳だけに目を向けていては生活できないという人もいるでしょう。
まずは稼ぐということについての価値観を変え、より豊かな生活を手に入れることは大切なことです。
では具体的にマネーリテラシーを高めるためにはどのようなことについて考えれば良いのか見ていきましょう👀
・労働によって得た「お金」に今度は働いてもらう
お金の稼ぎ方について「労働」しか頭に浮かばないという人もいるかもしれませんが、実は「お金そのもの」も働きます。
その方法が「運用」であり、運用に詳しくなればお金がお金を産む仕組みについて知ることができるでしょう。
そのため、お金に働かせるためにはできる限り多くのお金を手に入れておくことは必要ですので、浪費せずに投資するということに慣れましょう。
・借金を悪と考えない
何かを消費したり浪費する場合には借金はときに悪いものです。
しかし、借金には「時間を買う」ことができる側面があり、例えば運用の中で不動産投資を始める場合にも2,000万円の物件を買うために2,000万円が貯まってからにしようと考えれば何年経つかわかりませんが、借金をすれば今すぐにでも不動産投資を始め、その結果による恩恵を受けることができます。
たまに借金を完全悪と考えて全て貯金などから支出している人を見ますが、金利などの条件によっては借入をしたほうがむしろお得という場合もあるので柔軟に考える必要があることには注意です。
つまり、お金の使い方を大きく分けたときに
・消費(生活必需品などの購入)
・浪費(無駄使い)
・投資(先に繋がるお金の使い方)
に分かれるわけですが、できる限り投資の割合を増やすことがマネーリテラシーを高めるためにも大事なことと言えます。
別に投資といっても株式投資などのことに限らず、「投資の勉強をする」とか「新しい資格を取得する」なども将来の自分への投資です。
マネーリテラシーが高いと言える方は全体で見れば多くはないかもしれませんが、それゆえに周りとの付き合いに付き合い続けてしまうと消費や浪費にどんどんお金が逃げてしまうため、自分にとって適切なお金の使い方を知って、そのことに使っていくようにしましょう🙆🏼♂️