#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

リボ払いという甘い囁き。

どうもガブリです。

 

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新型コロナウィルスによる働き方の変更により、ここ1年では収入減少による支出の抑えが出てきている人も多いかと思います。

 

とはいえ例えば洗濯機が壊れてしまったり、冷蔵庫が壊れてしまったり、高額だけどないと困るものは購入せざるを得ないということがあるでしょう。

 

そんな時に役に立つのがクレジットカードですが、できる限り月々の支出を減らそうと、中には分割払いにするという選択肢もあると思います。

 

さらに分割のように月々の支出を減らす上での選択肢として、「リボ払い」というものも聞いたことがあると思います。

 

この記事を読んでいる人の中にもすでにリボ払いを使用しているという人もいるかもしれませんが、リボ払いの仕組みをちゃんと理解せずに利用している人も意外と多いので、今日はそれらのことについて書いていこうと思います🖋

 

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クレジットカードの支払い方法には、

・一括払い

・分割払い

・リボ払い

と基本的に3種類の支払い方法があります。

 

これらはお買い物をしたときの支払い時でクレジットカードをきる際に決めるものですが、一括払いにしたものをのちにリボ払いに変更することなどもできます。

 

特に学生など収入が多くない人たちは、一括では高額だけど、リボ払いにすると月々の負担が少ないし、結構リボ払いを利用しているという人たちが多いようです。

 

しかし、3種類のうち一番注意が必要なのもリボ払いだということはご存知でしょうか?

 

例えば通常5万円のお買い物をした場合に、一括払いであればその5万円を翌月の引き落とし日で支払うことになります。

 

これには利息や手数料などもかからず、「その場では現金がないけど、口座にはある」という場合や「支払いは基本的にクレジットカードにまとめて月一回の支払いで把握したい」などのニーズに応えることができます。

 

次に分割払いの場合。

 

分割払いの場合では、何ヶ月かけて完済するかという回数を決めて支払いをすることになります。

 

例えば5万円のお買い物をした際に5回払いとすると単純計算では毎月1万円を5ヶ月間支払えば支払いが完了するといった感じです。

 

しかし分割払いでは3回以上の支払い回数の場合、手数料が発生するので、実際には購入した金額に手数料を上乗せした金額を5ヶ月間かけて返済していくということになるのです。

 

ちなみに2回までは手数料がかからないので、5万円のお買い物に対して2回払いである場合は2万5,000円を2ヶ月間支払えばそれでピッタリ完済ということになるわけです。

 

そして次にリボ払いの場合。

 

リボ払いでは、お買い物で使った金額に関わらず毎月一定金額を支払ってれば良いというルールになっています。

 

これは足元を見た場合、負担が少なく非常に便利な支払い方法ですが、苦労を先延ばしすることにもなるので注意が必要です。

 

リボ払いの仕組みとして、利息が発生するということにより、リボ払いを利用している対象の金額が高額であるほど、ほとんど利息分しか毎月払われず、元金が減らないということがあります。

 

そもそも設定されている金利が高めであり、元本がどれだけ減っているのか把握しづらいため、返済がどんどん長期化してしまうという傾向にあります。

 

するとまたさらにクレジットカードを利用するなどした場合にどんどん返済額は増え、実際には返済できないほどの金額に膨れ上がっているということも実際に起きています。

 

クレジットカードそのものは便利ですし、ポイントなどを利用することでお得に利用できますが、支払い方法についても知識をつけておかないと実質的な損をしてしますので、しっかり把握するようにしましょう🙆🏼‍♂️